初めての談春♪ 久々の落語♪





演題はもうすでに告知してあった。
『居残り佐平次』。
そっか。こういうパターンもあるのね。


最近たまたま、通勤中に志ん朝の居残り佐平次を聞いてたところだったんで、すっと入っていけた。
佐平次があれやこれやで勘定逃れをし、布団部屋に入れられてからが最高だった。


どこか憎めない人たらしの佐平次が、目当ての花魁が来ないことでイライラし出した客相手に 得意の口上で取り入って、酒や肴をゴチになる。
客を良い気にさせるための嘘八百(花魁はあなたのことをいつも仲間に惚気ているんですよ、など)を並べ立て、暇を持て余していた男たちを心底楽しませる。
なんだかんだで小遣いまでいただくようになり、居残り佐平次の評判は評判を呼び、いつの日かNo.1の花魁を押しのけて佐平次に指名が入るようになるあたり。
上客の2人が佐平次を取り合うところなど、声を出して笑ってしまったよ。最高。


談春さんというと、紺屋高尾の現代版『ジーンズ屋ようこたん』のイメージが私の中では強くて、ああいう噺をつくる人なんだなぁと。が、今回初めて聴けて、良くも悪くも期待通りの人でした。
来年も機会があれば「裏を返す」所存でございます、はい。



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…ものすごい楽しめたから 本当はこんなこと言いたくないんだけどやっぱり言う。
「胡散臭いやつ」の代名詞で籠池さんを出すのは正直どうかと。


公人ならともかく、まったくの私人である人が、遠く離れた県で数百人の笑いの種にされている…と思ったら急にしらけてしまった。
テレビのバラエティ番組やお笑いなどでも、人を貶めてとるような笑いは私は好きではない。
それだったら、数々の胡散臭い疑惑が明らかになっているのに、いっこうに証人喚問に応じず、嘘やごたくばかり並べている「公人」こそ、「胡散臭いやつ」の代名詞に相応しいのではないか。
でもそこまで成熟していないんだよね、日本て。
お上をおちょくって笑いに変えるセンス(というか度胸)は、演者だけでなく、実はうちら視聴者の方にもないのだろうな。






追伸:
『ジーンズ屋ようこたん』は、談春さんではなく談笑さんでした。
失礼いたしました。恥ずかし。

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渋谷パルコの建て替えのため恒例のパルコ劇場が開催できないおかげで(?)志の輔さんが国内12ヶ所を巡ってくれている。正月らしい正月もなく、ここのところ、心から笑ってないなぁと感じていたので この時期に志の輔さんが来てくれて本当に助かった。
私にとっての落語は、心のクスリ。
中でも 志の輔らくごは特効薬(´∀`*)






トランプ就任1週間前という忙しいところお越しいただき…で、会場はいきなり笑いの渦に。旧暦から太陽暦にかわった話から、トランプの記者質問さえぎりエピソードなどをからめつつ、最初の演目『質屋暦』へ。


いやぁ絶妙。
タイミングと間もさることながら、時事ニュースや近況をまるでアドリブのように織り交ぜてしゃべる。でもあながち無関係ではなく、すべて計算し尽くされたマクラに、毎回悶絶してしまう。松本人志が別格だと評するのも分かるわ。


新作『モモリン』


ゆるキャラが主人公。
というか、魔がさしてゆるキャラ(モモリン)をかぶってしまい、頭が抜けなくなってしまった市長さんが主人公。
ほら、もうこの時点で笑えるでしょう?


それに合わせてマクラがくまモンの話だったのだが、当時ネットを騒がせた皇后陛下の「くまモンお一人質問」にも触れて、もう私は腹の皮がねじれるかと思った。


『紺屋高尾』は、吉原の話なんだけど、会場にいたお子様も理解できたかなー?
花魁の最高位の高尾太夫と、紺屋の職人・久蔵の純愛物語。


ま、オトコの夢、ですわな。


今で言えば長澤まさみと…という例えもあったが うーん。弱い。じゃあ誰なんだと言われても思いつかない。昔の吉永小百合みたいなズバ抜けた存在の女性はいないような。←姉さん古いです


本日の演目。


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もっともっと落語を聞きに行きたい。
無名な落語家さんの噺も聞きたい。
志の輔さんを入り口に落語にハマったので、志の輔らくごの後はいつも決意する。
今年は最低5回は落語会に行くぞ。


落語はやっぱりライブでなきゃ!





立川志の輔独演会@まつもと芸術館主ホール
今年で9回目です。(そのうち5回来ている私)





いつもながら満員御礼。
客席の平均年齢は、72.5歳。(当社調べ)
おそらくリピーターさんばかり。


ノーベル賞の話から、日本人だからこそ分かる落語の妙。
談志と似てきたら周りから褒められたことを、似ていることが良いというのはデザイン界とは違いますね、で客席はドッカーンww


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最初の演目は「茶の湯」


これをライブで聞いたのは、初めてかも。
なんせ趣味は落語と言いながら、1年ぶりですからね。
寄席に行く時の3つの必需品ーー扇子・オペラグラス・マスクーーも、あまりに久しぶりだったんで最初忘れてましたから。(取りに戻った)


ヒマを持て余しているご隠居さんが、茶の作法も知らないまま、茶の湯を始めた。
抹茶でなく青きな粉、泡が立たないからと椋の皮をいれたお茶は、とうてい飲めるものではない。洗剤みたいな茶を、イヤイヤ飲ませられる様子が可笑しい。


修造からの誕生日プレゼントであるおニューのオペラグラスがあったので、いつもよりずっと楽しめた。志の輔さんの顔の毛穴までよく見えましたよ(笑)。



2題目は、「ねずみ」


本当に落語から離れていたせいか、噺が始まっても「え?これ抜け雀?帯久かな?…なんだっけ??」と、演目の名前がなかなか出てこず。

「この宿は、客が一家を養うようになってるんでしょ」で笑い。
子どもが継母に虐待されてたくだりは、ちょっとツライけど、最後にちゃんと天罰が下るので安心して聞いていられる。



終わってみての感想。

ダメだ。
絶対的に落語が足りない。わたしの身体に。

今日の志の輔さんでも、わたしの落語HPをフルには出来なかった。
やっぱり新作を1個、聞きたかったなぁ。 リハビリの意味で。


顎が外れるくらい笑えていたあの頃に戻りたい。
無理してでももっと落語を聞きに行こう。
(って、なんか去年も言ってたような…)






朝から雨……の、落語日和♪
と言いつつ行くか行くまいか直前まで迷っていた私に、修造が優しく「行っておいで〜」と。
どなたが出演されるのか分からないまま、ワクワクしながら会場へ。


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なんとなんとっ。
〜新作、古典 真っ向勝負!〜 って書いてある!!
今日もすごい楽しめそうな予感。会場も大好きな小ホールだし。(あんまり広いと落ち着かないタチ)
噺家さんは、皆さん初めましての方たちでした。



演目は以下(毎度間違ってたらごめんなさい)ーーーー

有難亭乙姫 「真田小僧」
古今亭今輔 「だまされたふり作戦」
入船亭小辰 「佃祭」

~中入り~ (ここで隣りのおばさまからアメちゃんをいただきましたw)

坂本頼光   活動弁士
入船亭小辰 「金明竹」
古今亭今輔 「札ー1グランプリ」



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古今亭今輔さんは、もう普通に話してるだけで面白い。
今日は新作のみを2本。
私ずっと声出して笑ってました。「蝋人形にしてやる〜うははは」のところは、会場は一瞬キョトンでしたが、思わず吹いてしまいました。ちょっと本当に面白い!
太宰治はん、趣味は「心中」って!あかんがなーwww
「チョココロネ政談」聞きたいなー。CD買っちゃおうかなー。
またお気に入りの噺家さんができてしまった。



入船亭小辰さん。もう絶対名前忘れないわー(笑)。
入船亭扇辰さんのお弟子さんですって。
扇辰さんって、あの品があって色気のある私の好きな噺家さんですよね?若草色の着物着た?(ってオマエが見た時はな)

二つ目なんて思えない。上手!すごく声がいい!
加賀屋佐吉の使いの者の言い回し。滑舌が良すぎてうっとりと聞き惚れてました。(ぽっ)この方の「金明竹」は神ですね。
相当練習されているか、天性のものなのか。
次にお会いする時は、間違いなく真打ちになっておられることでしょう。



活動弁士の坂本頼光さん。
「活動弁士」って、初めて聞きました。
昔のサイレント映画に解説をつける人。セリフなんかも一人でこなす。
この坂本さん、ものすごい多才な方ですよ。
「サザザさん」の動画見ましたけど、あれアニメもご自分で描いてらっしゃるとか。
ちょっと前に磯野波平にソックリの声の人がいる!とネットで話題になってたのがなんと、坂本さんだったんですねー。今つながった!(びっくり)




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今日はなんか得した気分♪(新作も古典も聞けたから)
やっぱり私、落語好きなんだなーと実感した。
生の落語をせめて2ヶ月に1回は聞きたいという話を帰ってから修造にしたら、地方だとなかなか難しいからなーという返事。
なんで東京に居た時もっと寄席に行かなかったんだろ。


…と後悔しても仕方がないので、少ない機会を逃さぬよう、日々ネットでチェックしていきまする。
今輔さん、小辰さん。ぜひまたどこかでお会いしましょう。




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湧かした後の麦茶のガラを、乾かすために外に一時的に置いておくのですが、誰かが中身をいつも食べ散らかしている!・・・と思ったら

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犯人は、スズメさんたちでした。
なんか、カワイイ。





立川志の輔独演会@まつもと市民芸術館主ホール
今年で8回目だそうです。(私そのうち4回来てる)




満員御礼。
客の9割以上が中高年の方々。(おまえもな)
着物姿の方もちらほらいて、とてもステキでした。
着付けを習って、普段使いに着物を着れるようになりたい。(去年もそう思った)


主ホールの素晴らしさを讃えることから始まったマクラ。
ケータイの機種変更で研修生に当たって歯がゆい思いをした話、オバマさんが来たことをかすめて、小保方さんの話題へ。
人によって笑いのツボが違うという話題から、小咄を立て続けにいくつか。
もうそれで客席は、ドッカンドッカンですよ。
私も久しぶりに大笑い。



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最初の演目は「三方一両損」


有名な大岡裁きだから知ってる人も多いと思うけど、念のためざっとあらすじをば。
左官の金太郎が3両入った財布を拾い、持ち主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎はがんとして受け取らない。
大岡越前守は1両足して、それぞれ2人に2両ずつ渡し、三方1両損として解決する…というもの。


これ、解せないです実は。
粋な裁きとして受けとめるべきなんだろうが、どうしても
「てかなんでー?なんで大岡が1両出すわけぇ〜?意味分かんなーい!」
ってなってしまう。


これじゃあ町中に3両落とした人と拾った人が次々名乗り出て、大岡から1両せしめてラッキー♡ってなるじゃないか。


これは本当は、その3両は大岡が受け取り、世のため人のために使うという「大岡3両得」がベストな判決でしょう。
えっ!? それだと落語にならないって?(何マジメに裁いてんだよ)
……その通り。失礼しました。




2題目は、「抜け雀」(ぬけすずめ)。


かごかき(駕籠かき)に悪態をつく第1声で、あ、抜け雀だと。(いやな客です)

「一文…なし」とか、「板、抱ける?」とか、「絵師→壊死」とか。
この噺はあちこちに笑えるポイントがあって、楽しい。
そう言えば「顔の真ん中にピカピカしてるものは」の反復ギャグ。カゴを描いた老人の時にはなかったかも。
最後のサゲを言い終えたところで、後ろの人が「なるほど!」といたく感心していて、そやろ?とドヤ顔になってる自分がいました。(なぜにお前が?)



本音を言うと、1個は新作を聞きたかったなぁ。
志の輔さんの新作、まだまだ聞いてないものがいっぱいありますから。


なんか、笑うっていいね。
笑うと背油がなくなり、白髪も黒くなるような気がする。(んなわけない)
落語から少し遠ざかっていたけど、またしょっちゅう聴きに行こう。
もっともっと、落語を聞きたい!