本当は週末にギョーザを作るつもりだった。
今日はもう旧暦だと1月4日だね。


日本では旧正月というけれど、アジア圏では春節といって盛大にお祝いをする。
中国ではギョーザは縁起の良いものとされているので、大晦日には 家族みんなでギョーザを包む。
日本も新暦の1月1日より、寒さも一段落しもうすぐ春!というこの時期に年明けのお祝いをしたらいいのにと思うのは私だけかな。


その昔、アジアを旅していた時、モンゴル→中国に入国しようとしたその日がたまたま 中国では「国慶節」という重要な祭日の連休中だったことがある。しかもその年は北京で「国際婦人会議」というのも開催されていて、そのおかげでとにかく大変な目にあった。


ふだんなら何ていうこともない入国手続きも、国慶節+婦人会議のため、どの旅行会社もインビテーション手続きに二の足を踏み、いっこうに進まない。なんせホテルの予約が取れない。宿泊先の予約がないと、中国のVISAがおりない。ということは、中国に入国できず、お祭りのほとぼりが冷めるまでモンゴルに足止めを食らうことになる……。
モンゴル滞在にも期限がある。
私たちには、時間も(余計な)お金もなかった。


その時の旅日記より
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〈9月某日〉
今日は今までの中で一番疲れた日だった。
中国大使館へ行きビザの申請をしたが、北京のホテルの予約がないとダメだとつっ返された。とにかく“歩き方”に出ているあらゆるトラベル会社に足を運んだ。ジャパン・エアチャーターは親切だったが、中国のホテルの予約は一度日本に連絡してからなので通信料で高くなるからと言われ…×。
モンゴル一大きいというズルチン社に行くが、Japaneseと言っただけでけんもホロロに断られ…×。
日本語の通じるJESや他もう一つの会社はtelがまったくつながらず(行くには遠い)…×。
たらい回しにされて、くたくたに疲れホテルに戻り(今日から1泊ツイン3000tgaの宿)最後の頼みの綱である、北京のJCB支店にtelし、ようやく一泊だけ予約できた。普通なら絶対に泊まらないであろう高級ホテルだが、背に腹はかえられぬ。うぐぐ。
ウランバートルホテル4階のChina AirでFaxを待つ。…が、来ない。

〈9月某日〉
JCBからのFaxが来ない!

〈9月某日〉
Faxが届かぬまま中国大使館へ。
事情を話すと、大使館宛てに送れというので、又ホテルに戻り、その手配をし、再度大使館へ。が、Faxの部屋に人が居なくtelが通じないという理由で最後尾に回された。結局最後の面会。が、

彼の返事は『NO!』

「3ヶ月」と言ったとたんにインビテーションがなければダメだと抜かす。がっくり。再びJCBにtel。招承旅行社の李さんを紹介してもらい、何度もtelし、Fax送る。
すでに北京へのtel代だけで180$以上。ホテルが110$。JACのゲルツアーに参加したと思えばいいじゃないかと言い聞かせながら耐える。そしてまたあてどもなくFaxを待つ日々…。

李さんからのFaxが届いた時には、飛び上がるほどうれしかった!
サービスセンターのお姉さんが気の毒がって「金はいいよ」と言ってくれた。
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この李さんのおかげでインビテーションも取れ、無事ビザも発行してもらえた。
中国に入国して間もなく李さんの会社に出向き、直接料金をお支払いし丁寧にお礼を言った。李さんはとてもいい人だった。


中国では、嫌な目にも会ったし、ものすごいトイレも経験したし、現地の人とよくケンカしたりもしたけど、今思い出すのは親切にされたこととか、風呂で背中を流してくれたこととか、列車のチケットが買えず困っていた時に助けてもらったこととか、良い思い出ばかりだ。


今の中国は、どうなっているんだろう。


私たちが訪れた頃は、まだ共産主義の色が濃く生活レベルもまだまだの印象が強かった。が、近頃の中国の発展はめざましく、色々な意味でもうすぐ日本を追い越すだろう。(もう追い越されているかもしれないが)そうそう、私たちがついぞ行けなかった南極に、中国人旅行者が押し寄せているというニュースを今日見たっけ。


近くて遠い彼の国に思いを馳せながら、私は一人でギョーザを包む。


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ミャンマー旅行記もそろそろ大詰め。
ヤンゴンから飛行機で2時間ほどのバガンというところへ。
ここは、お寺しかないところ。
11〜13世紀に建てられたという3000余りのお寺たち。
寺へ向かって走れ!ムスメ!





登れるお寺はいくつかあって、そこからの眺めはまた格別。
だってこんな感じだよ? インスタ映えしない?


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バガンでは、足がないとどこへも行けないので、必然的に何かをチャーターすることになる。次は、ミャンマーでの乗り物編♪


まず、一番使えたのがこれ! 電動バイク(通称e-bike)

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免許不要。どうもバイクと自転車の中間のような位置付けらしい。
ほとんどの旅行者はこれで寺院を回る。2人乗りも可。
ただ2人乗ると、充電の減りも早いので注意が必要。
わが家は2台借りて、私が修造とムスメのバイクの後ろに交互に乗って、なんとか電気をもたせた。


次が馬車


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わが家3人と御者のおじさんと、少なくとも250kg以上は軽くあるのに、お馬さんは文句ひとつ言わずパッカパッカ走ってくれるのです。
メイン通りから外れた場所にあるパヤンに行く時などは、悪路に強い馬車が便利。
結構スピードも出るので楽しいし、後ろ向きに乗るので、道路を走るミャンマー人に手を振ったりして子どもたちも大喜び。


次は、ヤンゴンで乗ったサイカー


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名称はたぶん「サイドカー」からきている。
自転車の横に座席が付いていて、そこに乗る。
近距離はこれが意外と便利。ただ、走れる道が決まっているらしいので、おじさんに聞くといいだろう。
車と車の間をひょいひょいとすり抜けて走る。
不思議とぶつからないが、肝が冷える。スリル満点!一気に涼しくなるぞ!




帰国して、みんなに言われた。「なんでミャンマー?」
あと大体の人がミャンマーという国があることを知らない。「ミャンマーってタイだよね?」とか。


1週間しかない休みで、それなりに充実して滞在できる国というとアジア圏しかなく、その中で行ったことのない国がミャンマーだったから、という理由。
私自身、初めての国に行くのは本当に久しぶりだったので、かなり嬉しかった。


おそらく私が死ぬまでに 再度ミャンマーを訪れることはないだろう。
でもバガンが世界遺産になる前に見に行けてよかった。
日本が戦前に近づいている昨今、ミャンマーに関する本も読めたし、知らないこともたくさん知った。ビルマ戦がどんなにか激しいものだったか。日本ではインパール作戦の特集もやっていたらしいが、この辺りで、たくさんの同胞が、冷静で合理的な判断ができない人たちのせいで命を落としたこと。スーチーさんにかかる期待、ロヒンギャ族の迫害問題のこと。……etc、etc。


年をとって外国を歩くと、いろいろ考えることが多くなるなぁ。
特にアジア。


来年の行き先はもう決まっている。
今度も、アジア、だ。



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観光ぽいことも書いておこう。
ヤンゴンで唯一行ったのが、シュエダゴォン・パヤー




ここはムスメの解説で回った。
なんでも乃木坂48のナントカ飛鳥ちゃんという子がミャンマーの血を引くハーフであるらしく、ロケでここも訪れたとか。
バラエティーから得た、にわか知識。
「ここからは靴を脱ぐ!」とか「自分の生まれ曜日が大切なんだよ!」とか「ママ自分の曜日も知らないのっ⁉︎ ミャンマーに来てるのにっ⁉︎ 信じらんなーい!」とか。
タメにはなるけど 少々うるさい。


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自分の曜日である「木曜日」の守護神にお参りするムスメ。(手前)
年齢+1の数だけ水をかける。
ムスメが水をかけ始めたら、遠慮して遠巻きに見ていた外国人旅行者も同じようにやりだした。


ミャンマーの伝統歴は「八曜日」であり、ミャンマーの人にとっては、何日に生まれたかより何曜日に生まれたかのほうが重要なのだ。
曜日によって、性格や人生、相性なども決まるという。
結婚もこれに左右されるのかな、もしかして。


ちなみに私の曜日は「金曜日」。「方角は「北」、星は「金星」。動物は「もぐら」。……もぐらかい!


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湖畔に沿う高級ホテルもいいけれど、やっぱり私はこんな庶民が暮らしている通り沿いの宿がいいかなぁ。


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ちなみにこれが地元の人も行く、ミャンマーの普通の食堂のメニュー。


おかずは出来ているので、ケースに入っているものを指差して選ぶ。
めしのはんだや(注:仙台人のソウルフード)を彷彿とさせるシステム。
これなら安心だねっ。
得体の知れないものについては、これは何であるか?と尋ねれば、親切なミャンマー人が超聞き取りにくい英語で教えてくれます。


カレー(主食)とサブジ(←インドか)を1品ずつ選ぶ。
3人で6品選んで、これが全部当たり!
てか、ミャンマー美味しい!
イギリス統治だったから期待してなかったけどレベル高いよ、うん。
でも大体辛いから要注意〜。
(インゲンだと思って食べたらトウガラシで火ィ吹いた)





ミャンマーみやげは、これだけ。
成田から実家に寄りながら帰ってきたので、そこでカワイイお土産は渡してしまった。漆器のミニ小物入れとか。




右上のはビルマ語のTシャツとコットンのパンツ。
修造が、旅に出ると現地語のTシャツを必ず買うのだ。
ビルマ語は、丸っこくて、まるで視力検査のランドルト環のよう。とてもカワイイ。でもまったく(勘でも)読めない。


お菓子類は職場用に。
ボージョーアウンサンマーケットがなんと!クローズだったので、仕方なく向かいのおしゃれなデパートで買い物をした。個包装になっており、味もなかなか、だった。好評だったのでホッ。


左下の漆器のお盆は、バガンの寺院の土産物屋で。
家に帰って、鍵とかケータイとかをドサドサっと置くのに使っている、修造が。
うちは実用品しか買わない(笑)。


Royalと書いてあるのは、ミャンマーティー。
これは旅の思い出に。
美味しいし、飲むたび、ミャンマーを思い出すの。




機内泊で帰国した日に法事の用事を入れたため、極度の疲労で全員ダウン。
私だけは次の日から仕事だったので、気合で出勤した。


ムスメが、旅行中に私が罹患した咽頭炎がうつったのか、高熱を出してなんと入院。
ミャンマー帰りだと言ったらかかりつけ医に、検査センターのある大きな病院に行ったほうがいいと言われ、救急で診てもらった。結局ただの咽頭炎だったけれど、食べられないし、炎症反応が高いので入院をすすめられて今に至る。
今はもう回復に向かっているので、心配はないけれど、大変だったわぁ。
このスケジュールを組んだ修造に◯意を抱いた。
来年は、私が段取りをする!






ミャンマー初旅行。
初めての国はいいな。ワックワクすっぞ。





直航便にて成田→ヤンゴン2泊→国内便→バガン3泊→ヤンゴン経由で成田着。

ヤンゴンのカンドジーパレスホテル(The Kandawgyi Palace Hotel)の植栽が素晴らしかったので 今日はそれのみを紹介する。
そんなヤツ誰もいねえだろ。


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ホテルの部屋のバルコニーからカンドージ湖を眺めたところ。


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中庭。
庭師が毎日手入れをしているので 下草までキレイ。


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雨季のせいでもないだろうが、植物がみな生き生きしている。ぜんぶ大株。
配置もいい。このガーデンをデザインした人天才。はらたいらに3000点。


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私が結構気に入ったグリーン。
ここはプールサイドのバー。
寄るとこんな感じ↓


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これ1個1個ポットに入ってるんですよぉーー。
そんでもって毎日1個ずつ丁寧にジョウロで水やりしてるんですスタッフが。
軽く100個はありますからね。
その人に3000チャットあげたいくらいです。(そんだけかい)1000チャット≒100円


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朝食をとるレストランから見える風景。
ムスメが「恐竜がいる」と言い、いるわけないだろと言ったのだが本当にいた。


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こういうバカデカイ鉢に南国風の植物がこんもり植えてあり、要所要所に配置されている。緑と茶色のコントラストは無敵。


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プールサイドの大木に絡まる謎のつる性植物。
またこれが葉っぱがデカイのよ。


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プール。
日中は暑すぎて、外歩きはきついので、時々こうして水に浸かりに来る。
ここでコンチネンタルな軽食をオーダーし、チェアに寝そべっていたら、もう日本であくせく働きたくねーなと思った。「ここ天国ちゃう?」




ま、帰国してすでにあくせく働いているわけですが・・・(汗)。
今日は疲れたのでここまで。
最後に 電池が切れる寸前のカメラで撮ったムスメの奇跡の1枚。


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