あれから5年。


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5年前の3月11日。自分は何をしていただろう?
次々と映し出されるニュース映像に ただただおののくだけだった。


そして、ふくいちの原発事故。


チェルノブイリでは、4〜5年後から子どもの甲状腺ガンが急増し始めた。
福島でもすでに、全国平均の50倍の小児甲状腺ガンが見つかっている。
もはや隠し通せる状況ではないのに、いまだに住民には正確なアナウンスメントがされていない。


岡山大学大学院の津田敏秀教授(環境生命科学研究科)のように、今実際に起こっている正確な情報をくれる人が日本には少ない。
100万人に1人というまれな病気であるはずの小児甲状腺ガンが、100万人に600人以上の割合で発生しているのに、「原発事故の影響とは考えにくい」と主張し続ける専門家もいる。
そしてその発言だけを取り上げて、無意味な安全神話を作り上げるマスコミ。



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こんなふうに「子どもたちの疎開の必要」を声に出して言ってくれる人も本当に少ない。なんでか知らんが、疎開とか避難とかいうワードは禁句になっているらしい。
あ、ちなみにこの市長さん、先の選挙で無事当選しました。
松本市民を ナメンナヨ。



p.12からずっと読み進めていく。
知らなかったことばかりだ。


元NHKのアナウンサーだった堀潤さんのスクープ。
米国のサンオノフレ原発の再稼動に関して、住民ヒアリングがくりかえされる中、米の原子力規制委員会(NRC)が三菱重工の高砂工場に抜き打ちの立ち入り検査をした。その結果、三菱重工の「安全論」の主張が信じられないことが判明し、サンオノフレ原発2基が廃炉になり、米国の電力会社が三菱重工に1兆円近い損害賠償を請求した!と。


恐ろしいのは、川内・高浜・伊方原発その他日本のすべての加圧水型原発は、
その三菱重工の「安全な」蒸気発生器を使っているということ。


ウソだろ…。
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つらいのは、p.14から。


逃げたくても逃げられずにいる人たち。
毎日不安で押しつぶされる日々を送っているお母さんたちの気持ち。


それでも逃げてほしい、と思う。
決断してほしいと思う。
それをさせないでいる社会の風潮や、政府のいうウソや、家族の同調バイアスを歯がゆく思うし、子どもの命より大事なものがあると思わされていることにも腹が立つ。


なんか、本当に悲しくなる。
5年経ってみて、政府は何も変わらなかった。(当時の政府よりひどい)
まだ避難生活をしている人や事故の影響で元の生活に戻れない人たちがたくさんいるのに、経済だ経済だと言うだけで、税率アップと憲法改正しか頭になく、東北のことは見捨てているように見える。



あと5年経ってもきっと同じだろう。
とにかく、今の政府ではダメだ。







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