わが家のアフリカっぽいコーナー。
プレプレマスクも まるで20年前からそこにあったかのように
馴染んでいる。



たまたまザイール、またコンゴ



”ザイール河を 1ヶ月かけて丸木舟で下った奇特な日本人夫婦がいる”

というウワサは 聞いていた。
当時アフリカを目指していた人なら誰でも知ってたんじゃないかな。
田中真知(たなかまち)さんという名前を。


著者の田中さんは この河を2回渡っている。

1度目は 1991年。
当時は ザイールという国だった。河の名前はザイール河。

そして2度目は 2012年。
国名は コンゴ民主共和国に変わっていた。河はもちろんコンゴ河。


私がアフリカをうろうろしていたのが 1997年。
当時 すでにザイールには一般旅行者は入れなかった。
史上最大の独裁者と言われたモブツ大統領は病気でスイスだかで療養していたし、
ザイール国内は フツ族とツチ族の民族紛争が激化していたから。


アフリカ旅行者にとって中央アフリカ、特にザイールを旅すること、オナトラ船に乗ること、自力でザイール河の川下りをすること…は、ディープなアフリカ旅の中でもいっとうディープで 最も貴重な憧れる体験だった。


私の夢も「キンシャサ行ってモブツTシャツ買って帰ってくる」ことだったんだよなあ。 ←夢ちっさ。
 


iroiro.gif



20年前に自分がした旅のあとをなぞる…というのは とてもいいよね!


ブンバで会った謎の少年・ジョゼフ。
英国人の書いた旅行記や現地に詳しい人とのフェイスブックのやりとりに出てきたオギー。
世話になったゲストハウス。


日本での20年間と コンゴでのそれは 天と地ほどの違いがあるだろう。
私なんか結婚して子どもができたよ、くらいしか変化はないが
コンゴ人は今も 戦争や紛争や病気と隣り合わせの世界に生きている
田中さんの「ゆるす、ゆるす、おまえなんかゆるしてやる」という優しい文章を目で追いながら いろんなことを考えてしまった。


奥さんと二人で丸木舟を漕いでいる最中に、よくケンカをしたという話。
……分かる。
旅が過酷なほど 夫婦は本性が出るという。byゲーテ  ←うそ
うちは田中夫妻と違って ケンカというよりののしり合いだった。


おまえ、ふざけんな!
てめえがやれっ! この役立たずが!
なにボラれてんだよっ!ったく!いいカモになりやがって!(*`皿´*)ノ


etc、etc…。 ああ、悲しい。そして見苦しい。



iroiro.gif



すごく旅情をかきたてられる本です。
写真もキレイ。
匂いも伝わってきそうなほど。


「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに還る」という。byシェイクスピア
いつか私も 過去の自分をたどる旅ができるかな。
美味いヤシ酒が飲みたい。
サルのくんせいは無理かもしれないけど(いや、たぶんイケる)ナマズやイモムシ食べたい
そしてやっぱり 真知さんがものすごく羨ましい。






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