嬉しかったことがあったので書いておく。


先月から「業務改革」を少しづつ進めていることは前にも書いた。
第1弾として、まず10月の全体会議で、みんなに2つのプランを提示した。


実はその会議直前に、上司から、会議でそのプランを出すことに難色を示している人がいる…という嬉しくない情報をもらっていた。
(注:ちなみに上司は業務改革賛成派。私たちを全面的にサポートしてくれる)
諸星大二郎の「城」よろしく、手順(始めからそんなものはないに等しいのだが)を踏めというわけだ。


そのくらいのことは想定内だったので、プレゼンはそのまま強行した。
来たばかりで知らなかったすいません、で、許してもらいつつ。


で、どうなったかって言うと、そのプランを各リーダーが持ち帰り検討し、準備期間を経て今月半ばには試行開始できるよう 手はずを整えることで意見がまとまった。すんなりと通ってしまったのだ。


この段階でも私はちょっと感動してしまったのだけれど、
今日、また一つ、感動&感謝する出来事があった。


あるリーダーに声をかけられ、改革案について説明を求められた。
今の業務の何が問題なのか、なぜあのように変える必要があるのか。
 

おそらくそのリーダーさんは、この案を持ち帰った時に他のリーダーさん?に納得のいく説明を求められたけど、イマイチ理解できなかったので、私に直接聞きに来たのではないかと推測した。


なので、簡潔に分かりやすく、ポイントのみ答えた。


正論すぎてムカつかないよう(笑)職務的にも法的にも社員教育的にも改革案のほうがよいのだと、できるだけ冷静に、今のやり方を必要以上にdisらないよう、慎重に、気を配りつつ…。


そしたらその方が「分かった」と。


今まで改革案を提示してくる人は沢山いたけど、こんなふうに明確に 納得のいく理由を挙げてくれる人はいなかった。
何とか形にできるよう準備をすすめます、と。



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長く慣れ親しんだやり方を好む。それが人間ってものだ。
「変化」は、どうしたって「不安」を生む。
その「不安」を回避しようと、人は「変化」に抵抗する。


私もあちこちで業務改革をしてきたが、そこにはいつも「抵抗勢力」があった。
いつも上手くいったわけではない。
が年をとるにつれ、何が人を惹きつけるのか、どう言えば人は納得してくれるのか、多少なりとも分かってきたような気がする。



l-ir1.gif




業務改革の理由なんて、一瞬で10個以上挙げることができる。
ぐうの音も出ないような正論も吐こうと思えば吐ける。


でも、それではダメなんだ。


今のやり方に至った経緯にも敬意を表しつつ ←ギャグ?
「今の職場を良くしていこう」「良くしたい!」という気持ち、熱意。
それを相手に伝えていく。


今の職場は、離職率も高く、予備軍も相当いる。
「わくわくしない職場」だから、なのだ。
忙しさにかまけて、モチベーションを失うようなシステムになっているから。


今日も若い子とじっくり話した。オフサイトで。


「ここにずっと居たい!」「ここで働きたい!」
と思うような部署にしましょう、と。



それに一番必要なのが 抵抗勢力の人たちの力なのだ。


だから今日、私はとても嬉しかったのです。


少しづつ、氷の溶ける音が聞こえている…。
すき間から心地いい風も入ってきたようだ。






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