ムスメの中間考査が終わったので、久しぶりに夜二人で歩いた。


部活のこと、学校への通学の最短ルートを発見した話、最近パパがうざったくて仕方ないこと、でもあまり邪険にしてもかわいそうだから頑張って付き合ってあげてること(苦笑)etc、etc…。


どこの大学に行きたいか、将来はどうしたいのかという話もする。
子どもと大事な話をしたい時は、面と向かって対座して話すより「ながら」がいい。
その方が子どもも 気安く口を割ってくれる。
歩きながら、洗濯物をたたみながら、庭いじりをしながら…など。


こないだのウォーキングのテーマは「哲学について」だった。
自分の子と哲学の話をする日が来るとは。
いっちょまえに自説をぶってるムスメと、15年前「はでぶ〜」とヨダレを垂らしながら便器につかまり立ちしていたムスメの姿が重なって、ニヤけてしまった。





きっかけは、この本。


「自分て誰なんだろうとかさー、よく思うんだけど、みんなに聞いてもへ?って返されるんだよね」「こういうのって人間が作った世界じゃん?それが宇宙から見るとどう見えるんだろうとか」


珍しく私が「あおちゃんがうちの子で本当によかったって思ってるよ」などと言ったことから、この父と母の元に生まれてきた自分という人間、それを取り巻くもの、幸せだという感情などの話に移行し、いつの間にか哲学っぽい話になったわけだが。


私は日常に土をいじっているので、いろんな虫や植物を見ているから分かるが、人間の目でなく、昆虫や植物目線で見た自然の世界ってのはビックリするようなものがあるんだよと。
昆虫だって、狩猟採集、農業、牧畜、建築、恋愛、奴隷制やカースト制、寄生や戦争や子育てに関する亜社会性がある。
人間だけが頭脳があり生産的な高度な生活をしているのだと思ったら大間違い、この本読んでごらん、うちにあるから、と勧めたのが↓





哲学の話に戻るが、私がサルトルにハマったのが中2の時。
厨二病とはよく言ったもんで、この辺の年齢で必ず通る道なのかもしれない。




うちにあるのは古い方の本。
ある日突然「実存主義を理解した!」と感じ、でもそれを誰にも言えず、心の友である日記に書き留めておいた、なんてことも話したり。



「ひらめき」からなぜかドラッグの話になり、大麻取締法の歴史や最近有罪判決になった元女優さんのこと、大麻自体は自然に生えているもので古代から人間の暮らしに溶け込んできた植物なので禁止されるものでも何でもないという私の持論、何ならタバコや酒のほうがよっぽど危険である!という主張も聞いてもらう。



「◯◯(高校名)のお母さんで、大麻についてこれだけ語れる人って、他にいないと思うよ」と言われた。


これはホメラレタ、と解釈して良いんだよね。







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コメント

  1. かもめ | -

    1私も、サルトル、ニーチェ、ベルクソン、三木清の影響を強く受けました。学生時代哲学を専攻しました。学科長に、「ここにいるとういうことは、人生棄てましたね。(ニヤリ)」と言われたとき、実に嬉しかったです!

    健康であれば、馬車馬のように働けば生きていけると甘く考えていました。そして、自営でそこそこ稼いで生きています。就職するつもりゼロでしたので、思う存分哲学と向き合えた学生時代は宝です。

    今の日本は、健康であれば生きていけるなんて到底考えられなくなりました。政治が悪いと、ここまで一国が堕ちるのか!と見せつけられているこの6年です。

    昆虫の本、必ず読みたいと思います!今日高台家人々最終巻読みました。とうとう終わってしまいました~。

    ( 20:28 )

  2. ざざ改め電気羊 | -

    >かもめさんへ♪

    哲学を専攻されてた方の足元にも及ばない知識しかないので、お恥ずかしい…。
    でもあの時一度立ち止まってじっくり考えたからこそ、今があるのかとも思っています。
    たぶんオバさんになってから目覚める人も そういないでしょうし(苦笑。

    このままの政権が続くと、中流層が貧困へとシフトし、ごく一部の人が果てしなく大金持ちになっていくのでしょうね。
    本当に何とかしないといけませんね。
    最近イライラがとまりませんもの。

    コメント読んで、速攻TSUTAYAに走り高台家を買ってきました!
    終わっちゃった〜。悲しい〜。

    ( 22:03 )

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