今日は、ずっと気になっていたけれど、怖くてなかなか言い出せなかった「ソーキング問題」について語ろうと思う。


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今までもこのブログ内で「ソーキングしたらウスネさんが元気になった」などとさんざ書いてきた私が言うのも何なんですが、ハッキリ言います。


ソーキングは邪道である。
…すべてのチランジアにおいて。






ウスネオイデスをはじめ、チランジアを育てるにあたり、私が常に念頭に置いていることが2つあります。


1つ目は、チランジアは植物である、ということ。
当たり前ですか? 当たり前ですよね。
でもこれがなかなかどうして忘れてしまいがち…なんですよ。

チランジアは土が要らないし、一部ではインテリアプランツなどと言われ室内を装飾するためのアクセサリーとして売られていたりします。
だからつい「普通の植物である」ということを忘れそうになる。

植物をきちんと育てるには、最低限の園芸の知識が必要です。
土が要らない」=「世話も要らない」…ではないんです
でも悲しいかな、そういったニュアンスで記述されている記事を時折見かけます。
見た目が特殊ゆえ、植物扱いされないかわいそうなチランジア。
それがすべての失敗の原因かもしれないのに。


2つ目は、できる限り自生の状態に近づけてあげること。
ここから「基本は屋外で管理する」という持論に行き着くわけです。
室内で長期間元気に育てるなんて、ムリです。
よほど上手く管理できるなら別ですが。



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ウスネオイデスには、風と水分が必要です。
外に吊るして雨ざらしになったあとは、急に元気になります。
ウスネオイデスがもともといた環境を考えれば、説明がつくと思います。
で、ソーキングはどうなんでしょうか?


水を張ったバケツにウスネオイデスをドボンとそのまま何時間も漬け込む…。
自然に自生しているウスネオイデスには あり得ないことです。
サイトによっては、6時間から8時間がベストと書いてあるところもあります。
今調べてみましたら、むしろそっちの方が主流になっている!
6時間も水に沈ませておくのが果たして良いことなのか? 植物ですよ?



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うちのウスネオイデスの管理の仕方はこうです。


春暖かくなったら外に出す。(目安は気温10℃)
日差しの強い5月以降は、柿の木の下へ吊るす。
夕方は、ホースまたはジョウロでビショビショになるまで濡らす。
水を軽く払って、そのまま吊るしておく。
雨が降りそうな時や梅雨時は、水は十分なので水やりは控える。
……以上!



南米ですくすく育っていたかもしれない植物を、ムリヤリこんな乾燥している寒い地方に持ってきてしまったのだから、せめて故郷と同じような環境を作ってあげたい。


今思ったのですが「ソーキング」って、輸送後の緊急処置としてあみ出された手法なのではないでしょうか?
日常的な管理方法としては、極めて邪道だと思うんですよ。
ま、そのソーキングをさんざんやってきた私が言うのもアレなんですけどね。


ということで、もうソーキングは2度としません。
しない代わりに、マメに水をやります。夜に。ホースでビジャビジャと。


試しに1ヶ月この方法で管理してみた結果、冬に枯れたところが、またもりもりと再生してきましたよ。
つまりは、そういうことです。
植物のあるべき姿をイメージし、不自然なことはやらない。
よく考えれば当然のことかもしれませんね。
ちょっと気づくのが遅すぎました。




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コメント

  1. |

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    ( 21:31 )

  2. ざざ改め電気羊 | -

    >鍵コメさま……。

    うーん。
    ハイポネクスというより問題はソーキングじゃないですかねえ。

    風の動きのない水の中に何時間も沈めておくというのは、水圧もさることながら、ウスネオイデス自体にかなりの負担がかかります。
    私もハイポネクスを薄めた液に漬け込んだことはありましたが、2000倍より濃くはしなかったし、常に1時間以内に引き上げていました。しかも、ソーキングは何ヶ月かに1回やるかやらないかくらいの頻度でしたし…。

    私の考えはブログに書いた通りです。
    7年の経験から。
    「ソーキングは良くない」という結論に至りました。

    なるべく言葉を選んで書いたつもりでしたが、本音を言えば「ソーキングはチランジアに対する虐待だ」と言いたいくらい。今はこの世から一人でもチランジアにソーキングしない人が増えてくれるといいなと切に願っております。

    ソーキングでウスネオイデスをダメにした…という記事を、今までさんざん見てきました。
    鍵コメさまが新しく購入した2つのウスネオイデスは、どうかソーキングなどせず、自然に近い形で育ててあげて下さい。

    ( 00:27 )

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