突然ですが
「コンピュータって、すごいよなぁ~」と、 帰りの車の中で、ぼーーーっと考えてました。

コンピュータでいつも思い出すのがこの本! ↓ 
私の人生を変えた本ベスト3に入る本なのですが、

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これを読んだのは20歳前で、まだウブだった私は当時ものすごい衝撃を受けたワケです。
この人の、時間や生活を徹底的に合理化して管理するというアイデアにまず、打ちのめされたのですが、中でも私がいちばん興奮して食いついていたのが、アメリカのデータベースの充実ぶりの記述部分 。

オンライン・ヴェンダーで家に居ながらにしてあらゆる文献の検索ができる、とか、コンピュータがあるだけで、アメリカのごくふつうの家庭が自宅に大きな図書館の閲覧カードと新聞・雑誌の記事索引を持っているようなものだ、とか、全身麻痺で寝たきりの人がコンピュータを使って情報を収集し、政治情勢を分析して、連邦議会議員のアドヴァイザーの仕事に就いている、とか、などなど。
なんてすごいんだアメリカは…! どうしたら自分もこのような生活ができるようになるのだろう!?…と。



80年代始めには、アメリカではすでにパーソナル・コンピュータが個人用として家庭にかなり普及していたのに比べて、日本ではパソコンなどまだまだ庶民が持つようなものではなくて、一部のオタクか(そういえば義兄は持っていた。バカ高いMacを)情報業界の人くらいだった。


それが今じゃどうだ! PCがなかった時代は、どうやって生活してたんだっけと思うくらい、自分の生活になくてはならないものになっている。
天気を知るのも、美味しいケーキ屋を探すのも、外国製品を個人輸入するのも、家に居てせんべいでもかじりながらポチッとすれば簡単にできる。
ムスメに突然「ねえ、インドオオコウモリってどんなの?」と聞かれても、あわてず騒がず、静かにMacに向かい、一瞬後にはそのオオコウモリとやらの映像を見せてやることもできる。
論文を書くとき、膨大な資料が必要になるが、OPACやWebcatにつないで必要な資料がどこの大学の図書館に保存してあるか調べて、オンライン(かまたはアナログで)送ってもらうこともできる。
読むのにひと苦労する英語の論文も、翻訳ソフトがあるから大丈夫。
曲名をド忘れしても、鼻歌で検索できる。CD屋に行かなくても、好きな曲が1曲から買える。
家賃やもろもろの振込みも、銀行に行かなくてもできるようになった。

ああ! コンピュータって、スバラシイ・・・・・!!!




  wanonakani.gif




千葉敦子さん。
日本でもようやくあなたがニューヨークで享受していたような生活ができるようになりましたよ。ネトゲで簡単に結婚したり離婚したりできるようにもなりました。
70になる私の父が、パソコンで編集した自分の写真を送ってくる時代がくると誰が予想したでしょうね。



あ、そうそう。ググレカスという古代ローマの思想家がいるらしいんですけど(→Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンス/ググレカス)面白いので見て下さい。









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コメント

  1. ぴろせ しのび | -

    千葉敦子さん

    今癌は再再発したところを読んでいますが、再発というのはとても人を落ち込ませるのだということを、最初に告知されたときの非でないことを、千葉さんですら気分が浮き沈みし動揺することを、再発とはなんと重い出来事なのかをしみじみ感じて読んでいます。

    しかしすごいですね、日々のすごし方が。

    これを読んでいて名古屋の時にくも膜下に倒れて復活した師長さんがいたことを思い出しました。あの方も「次倒れたときは私はもう命はない」ということで家のことも、仕事のことも日々やり残しのないように過ごすということを徹底されていたことを。



    ( 10:30 )

  2. ざざ | -

    Re: 千葉敦子さん

    > 今癌は再再発したところを読んでいますが、再発というのはとても人を落ち込ませるのだということを、最初に告知されたときの非でないことを、千葉さんですら気分が浮き沈みし動揺することを、再発とはなんと重い出来事なのかをしみじみ感じて読んでいます。


    すごい人ですよね。ガンと分かってから一人でアメリカに渡ったんですもん。
    行動力がすごい。

    > しかしすごいですね、日々のすごし方が。

    うわあー真似できねー!って思いました。「時間管理」という考え方が徹底してるんですよね。
    でも若い頃に読んだから、あたしもきっと千葉敦子さんの年になったらそういう風になれるのかなァ~って漠然と思っていたけど、ぜんぜんなれませんでした(爆)

    一度大病を乗り越えた人はやっぱり違いますよね。
    一日一日大事に生きないとっ!

    ( 20:49 )

  3. ぴろせ しのび | -

    健康な人より

    病気を乗り越えた人のほうが人生が充実しているって言ってます。平穏無事な人生より、苦労や困難の多い人生があるからこそ人は成長できるのだから、私はいいって。

    それに飢餓に苦しんだり産まれてきたけど生きることもままならない人が世の中にはいて、それを思えば私が癌で悩んでることなんて、乳房がなくなったことなんてなんと小さなことだろうって思うから私なんて全然ましだと彼女は言う。

    私の悩みなんてほんと虫けらのように感じます。

    ( 11:15 )

  4. ざざ | -

    すごい人

    リミットがある…と思うから輝けるのか、もともと人格が優れている人が病気になるのか。

    確かに「死ぬ」ことはそんなに悲観することなのか?とよく思います。誰でも死ぬんですもの。
    長生きすればいいってものではなくて、「どう生きるか」(同義語でどう死ぬか)

    落語でも言ってました。
    「この噺もいつか終わりがくるって分かってるから笑えるんです」と。志の輔さんですが。

    地球上には飢えたり、家がなかったり、銃を持たされ母親を撃てと自国の兵士にいきなり言われている子どももいるのに……と思うと、いろいろ思うことありますね。

    ( 12:21 )

  5. ぴろせ しのび | -

    読めば読むほど

    人格が優れていると感じます。

    うーーーむ、無駄な時間ばかりのわしの人生。

    ( 00:23 )

  6. ざざ | -

    んだなす

    実際会って話したらあまりに崇高過ぎてお友達にはなれないかもしれません(汗)

    ( 16:25 )

  7. ぴろせ しのび | -

    んだんだ

    千葉さんの頭脳を満足させるような会話はできないと思う・・・。転移で声を失いつつあるところを読んでいます。歩行もそろそろとしか歩けなくなってきていますが、彼女は化粧をし、友達と近くのレストランに食事に行き、気分がいいときは執筆やかすれる声でできる範囲の仕事を続けています。

    彼女の医療や病床に対する数々の意見。
    何十年経ってもあまり今の現場は進歩していないなあと思う私なのでした。

    ( 10:40 )

  8. ざざ | -

    Re: んだんだ

    ぜんぜん古さを感じさせないというか、あの時代に早くもそういう意見を持っていた千葉敦子さんはやっぱりすごいと思いますねー。
    ガンが進行して歩けなくなりつつあるという段階で、化粧して出歩く精神力に脱帽です。
    いい友達がいたんですね、きっと。
    結婚してなくて家族がいなくて、人間として真に自立していた(精神的にも)からあそこまで強くなれたのかもしれません。

    なんだかもう一度本を読み返したくなってきました。

    ( 20:16 )

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