小佐古敏荘さんが、内閣官房参与を辞任されました。
その辞任会見の際の「辞意表明」がここ→☆NHK「かぶん」ブログに記載されています。


小佐古さんは、今回の政府の原発対応に関して「場当たり的な対応で事態収束を遅らせている」と批判しました。辞意表明文の中で、政府への提言を大きく2つにまとめています。


1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい
2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい




1.については、SPEEDIが法律通りに運用されていないこと、結果が迅速に公表されていないことなどを挙げたうえでさらに、WSPEEDI(第2世代SPEEDI)の結果も隠さず公表すべきと指摘しています。

ここでちょっと待って。
SPEEDIは知ってるけど、WSPEEDIって何なん?と思ってググって見たら、文科省の環境防災Nネットというところに書いてありました。

WSPEEDIは、これまでのSPEEDIの予測機能の強化に加え、国外で原子力事故が発生した場合の放射性物質による日本への影響を評価する機能や、放出源情報が不明な場合に国内のモニタリングデータから放出源や放出量を推定する機能を有しています。

これがまだ公表されてないっていうことは、私たちは知らなくて当然。てか今これを公表しなくていつ公表するのという感じですが、小佐古さんの話によると、数10kmから数1000kmの広域をカバーできるこのWSPEEDIシステムを使うことによって、福島県、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を知ることができるそうです。
それ、私たちが必要としている情報じゃないですか。
なのに例によって、国民に隠されているということです


この「隠蔽体質」、何とかならないでしょうか。
民は之に由らしむべし知らしむべからず、といったところでしょうか。(孔子の言葉ですが、権力者の都合のいいように解釈されてきて、現代では「愚かな民は、頼らせるべきで、わざわざ知らせるべきではない、混乱を招くだけだ」と読むほうがしっくりきます。カナシイことに)
これ、国民はバカと言っているのと同じですよ。



2.については、小学校の校庭利用の限界放射線量を20ミリシーベルトに規定したことへの抗議です。
小佐古さんによると、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ない」そうで、「この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです」と。

これを容認したら学者生命は終わり、自分の子どもにそうすることはできない、と。

・・・・・これが世の普通のお父さんの本当の気持ちだと思います。




ここで、今期ざざが選ぶ「イカすオヤジ大賞」に小佐古敏荘さんもノミネートされたことをご報告致します。(しかし過去の数々の過ちと、この期に及んで「原発反対」とは明言していないことを考慮するとかなり苦戦が強いられるでしょう)


あ、あと企業部門では、「原発に頼らない安心できる社会へ」といち早く名乗り出た城南信用金庫さんがダントツでトップを独走中です。
口座開設すっか!



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