日本を離れている間、しばし原発のことは忘れられた。

うちの9歳も、ノースリーブと短パンで町を歩き、毎日ホテルのプールで遊んだりした。
マスクしろだのこれは食べるなだのと、いちいち母親にうるさく言われずに済んだ数日間は、ムスメにとってもストレス発散になったに違いない。

日本に戻る日、改めて3.11後の生活がいかに不自然なものに変わってしまったかを実感した。
またあの日々に戻るのか。正直なんだか疲れたな…。
目に見えない敵と闘い続けるのは、しんどい。
ヤツは疲れ知らず。こっちはくたびれた中年。すぐ疲れる(苦笑)。

そして、帰りの飛行機の中で知ったあるサッカー選手の死。

心筋梗塞を起こすような既往もなかった。喫煙、肥満、高血圧などのリスクとも無縁だった。
考えてはいけないことが、ふっと脳裏を横切る。確かチェルノブイリ事故後のゴメリ州での突然死の99.9%に心筋不調があったんだよね?…と。





帰ってすぐ、気を取り直し、「団扇(うちわ)で脱原発プロジェクト」のお手伝い。
今、わたしに出来ることをやらなくちゃ。
参加者2万人、来場者20万人とも言われる松本ぼんぼんで、団扇を配りました!
その団扇というのが、これ↓





キヨシローの「いらねえ」バージョンは、松本のみだそう。
それぞれ本部から団扇を受け取り、自分の決めた場所で配る。
この日はとても蒸し暑く、団扇はとぶように売れた。

私の参加した連の子どもたちが、「オレが配るっ!」「オレもっ!」と、私の手から次々と団扇をもぎ取り、道行く人に「うちわいりませんかぁ~!!」とやる姿があまりにも可愛くて、あれは断れないわ(苦笑)。

この団扇の趣旨に感動したお母さんが、一緒になって団扇を配ってくれたり
「職場の人に見せたいので」と全種類持っていかれる方もいたり
「これはすごいですねー!」とデザインに感動してくれたり
団扇を手にした人はみな裏面をじっと読んでくれていたな。
そう、原発なくても電気は足りるのです。



このプロジェクトは「え?足りてたの?Tシャツ」つながりで知りました。
声をかけてもらって嬉しかったな。本当に感謝!
こうやって人と人とが、つながっていけるといいね。

これからも自分に出来ることを見つけてやっていくんだ。
私自身はなんの才能もない(こんなに素敵なデザインの団扇を作ったりできない)ごくごく普通の主婦で、世の中を変える力などないけれど、何もしなかった昔の自分には戻りたくないので。









関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)