今日は、ムスメが日頃お世話になっている学童の交流会。
あいにくの雨だったが、たくさんの子どもたちが遊びに来てくれた。
写真は、学童の子どもたちの手作り品。





子どもたちでぎゅーぎゅー詰めの古いプレハブをしげしげと眺めながら、今日は珍しく学童のことを考えてしまいました。
この学童が出来たのはなんと40数年前。
そして今、この学童は運営の危機に立たされているのです。


     line9.gif


育児をしながら働くお母さんたちが運動をして作った民間の共同保育所が、今の保育園の始まりです。
その頃は共働き家庭も単親家庭も大変肩身が狭く、制度も不十分だったそうです。
では「学童」の始まりは?というと、保育園と同じで、保育園を卒園して小学校に行ったら預けるところがない!とピンチになったお母さんたちが運動をして作ったのが学童の始まりです。


私は子どもを持つまで、学童のことは何も知りませんでした。
小学生になって保育園を卒園したら、働く親の子はどうするのだろう?なーんて思っていたくらいですから。
このように保育園に比べると、イマイチ認知度が低い「学童」。
独身の子たちには今でも「学童って何なんですか?」と聞かれます。
その時私は、分かりやすいように「小学生の保育園みたいなもの」と答えています
^^

正しくは(苦笑)親が仕事などで不在の放課後や夏休みのような長期の休みの間、子どもたちが安全で充実した生活を送ることを目的とした場、とでも言うのかな。
そして「第二の家庭」みたいなものです。ムスメにとっては。


      line7.gif



この学童は、公設民営。運営母体は保護者会です。
昨今の児童の減少とそれに伴う保育料・補助金の減少、老朽化した建物のメンテナンスにかかる費用など、ここ数年はずっと運営が困難な状態が続いています。
それに加えて市は、児童館や空き教室を利用した放課後児童クラブなるものを作り、あからさまには言いませんが実質そことの一元化を迫ってきているのです。歴史ある学童を残すために、このまま今の場所で続けていくか、新しい場所に引っ越すか。しかしどちらにも資金が要る。がもちろんそんな余裕はありません。父母が必死でバザーや入園児の勧誘をしていますが、焼け石に水…状態。
地域的にも子ども自体が少なくなっているので、仕方ないと言えばそうなのですが。
役員さんたちも、頭を抱える毎日なのです。



            mono27.gif


そんな中、今日は保護者会のあと、父母みんなでガラスの割れ防止シートを全部のガラスに貼り付ける作業と、軒下の木の塗装が剥げ落ちてきているので新たに塗り直す作業とを、手分けしてやりました。
作業の過程で、ついでに年末の大掃除をちょっとだけ♪
子どもたちはそんな中、何をしていたかと言うと、将棋に夢中になっている子、ビーズでアクアサリーを作っている子、ロッカーの上に登って怒られている子、大人にまとわりついてお手伝いをしようとしている子、など様々。
今日は一日中雨だったので、窮屈な部屋の中で、大人も子どもも和気あいあいと過ごしたのでした。(しかし人口密度高かったなぁ^^)



児童館のオヤツが、西友の特売の3個入りプリンなら、
うちの学童のオヤツは、いつも手作り♪
ふっくらドーナツ、お好み焼き、はちみつと黒ごまのクッキー、オリーブオイルと塩で作ったポップコーン、野菜たっぷりスープ、あったかい煮麺、ひじきやカボチャのお焼き…。
オヤツ目当てで学童に通う子もいるほどです。

少人数で、キメの細かい保育をしてくれて、美味しいオヤツを作ってくれて、時にはスキーや映画や川遊びにも連れて行ってくれて(児童館だと敷地外には原則出ません)融通が利いて、子どもたちが学校から「ただいま~!」と言いながらやって来る、そんな場所。
他所の子が学童に来て「学童って大家族みたいだね~」と言ったのが分かるような気がします。


一日のうち何時間か預けるだけだから、保育の質にはこだわらない、という人ももちろんいるでしょう。
保育料は安けりゃ安いほどいいと言う人もいます。
でも子どもをここに預けている父母は、どうやら違う考えをもっているみたい。
だって児童館の6倍も7倍もお金を払うというのに、それでもここを選んでいるのですもの。
その理由が、今日の父母作業を通して分かったような気がしました。
学童は、なんでも手作りで出来ているんだなあと。
子どもたちは手作りを通して、豊かな経験をさせてもらっているのだなあ、と。
そして、親である私にとっても大切な場所であり、生活を守ってくれているものなのであるなあと。



お父さんやお母さんたちが、夜遅くまで学童のことについて話し合ったり、
休日を返上して、まる一日かけて古くなった建物を一生懸命手直ししたり、
大変なことはいっぱいあるけれど、
子どもたちが大人になった時、そういうことの一つ一つが全部自分たちのためだったんだって気づいてくれたらいいなぁ。


DSCF2772.jpg

ケータイがまた賑やかになりました。
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks