今日は三九郎です。

三九郎(さんくろう)というのは、松本の新年の伝統行事で、他の地域では「どんと焼き」(仙台では「どんと祭」と言っていた)、「どうろくじん」「ほんやり」「左義長(さぎちょう)」「神明さん」など、いろいろな呼び名があるらしいですが、要は小正月の火祭りのことです。
松飾りやだるまなどを心棒を使い組み立てて、それを燃やして神送りをするのです。
子どもたちは、自分たちで作った繭玉なるものを、その三九郎の火であぶって食べます。これから一年間の無病息災を祈願して。

迂闊なことに、私は何ーんも考えず、繭玉をつける柳の枝をムスメと一緒に買いに行ったり、繭玉作りの米粉を用意したり、ウキウキと準備をしていたわけです。
書き損じの書き初めを、三九郎の高い位置に置いて燃やすとキレイな字が書けるようになる…という言い伝えもあり、ムスメもわざわざそれを用意して、行事を楽しみにしていました。

……でも、ちょっと待て。
松飾りの松ってあの、セシウムが吸着しやすい松ですよね?
それをガンガン燃やしちゃうわけですよね?当然煙がもくもくと出ますよね?
んで、子ども中心の行事なわけだ。子どもが火の近くで煙に巻かれて、繭玉焼いてそれを喜んで食ったりするわけですよ?



上の図は、京都大学の河野さんという方のブログから拝借しました。
(ブログはこちら→kohnoのブログ http://kohno.at.webry.info/
こちらでは各都道府県の松葉の放射能の測定値も見ることができます。

松本市のデータはなかったけれど、お隣の塩尻市のデータを参考にs…って、出てるじゃん!
同じ県内でも 千曲市とか信濃町に比べると2ケタも3ケタも少ないけれど、やっぱり出てる。長野県思いっきり黄色だし。
そりゃそうだ。あの事故直後は、佐賀県の松葉からも検出されたんだもの。



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よく考えると、その松飾りを年末年始に玄関にずっと飾ってたわけですよ。
ま、今は中国産も多いらしいけど、この辺のはみんな地元の山で採ってきて作ったやつだからなぁ。
飾っちゃったのはもうどうしようもないとして、問題は今日の三九郎だよ。
ムスメを参加させない手は いろいろあるけれど、それはちょっと違う気もする。
せっかくの伝統行事を やらせてあげたい気も多少はある。
松本市の松は、平気かもしれない。平気じゃないかもしれない。
そういう時はどうするんだっけ?
さて、どうする? どうするあたし?・・・(もうあと何時間かしかないよ?)
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コメント

  1. みつき | -

    北茨城より一人、愛をこめて

    そりゃ参加しかなさそうですね。マスクして帽子ぶって…考えうる対策して。
    頑張って!

    ( 06:34 )

  2. ざざ | -

    ううっ(泣)

    やっぱりみつきさんもそう思いますぅー?
    今更ムスメにインフルエンザになれ!っつっても無理だから(笑)
    マスク2重にさせて、息するなと言い聞かせて参加しますわー。

    朝「松の葉はセシウムがね・・・」と言ったら、またかよっていう顔されましたよ。ムスメに(爆)。
    親の心子知らず(涙)

    ( 09:03 )

  3. かなかな | -

    はじめまして。

    同じ松本市に住み、三九郎の放射能問題が心配でネットサーフィンをしていたらここへたどりつきました。
    はじめまして、かなかなと申します。

    私なんか、ざさんと同じで、繭玉用意して、三九郎の飾り付けに行き点火し、繭玉食って、子どもたちが鬼ごっこをしているのを見てから「あ!!」と気がつきました…。
    (しかも繭玉なんて、食紅が嫌だからと人参とほうれん草で色をつけたはりきりっぷり…)

    慌ててネットを検索したら私もこの地図に行き着き、「なんてこと…」と後悔しています。

    食紅のことよりも松やわらのことを心配しなくてはいけませんでした。

    ( 17:27 )

  4. ざざ | -

    >かなかなさん、初めまして!

    > (しかも繭玉なんて、食紅が嫌だからと人参とほうれん草で色をつけたはりきりっぷり…)

    ↑コレ読んだだけで、かなかなさんは相当レヴェルが上の方と拝見致しました。
    ええ、間違いなく私なんかよりずっと(笑)。
    私なんて市販の買って来て済ませましたから(爆)
    早朝に悩み過ぎて、米粉で作る気力がなくなった・・・^^

    まぁでもおそらくセシウムは微量(のはず)ですし、参加して得られるものの方が大きいと判断しました。
    大丈夫ですよ!(そう思わないとほら、前に進めないしー^^)

    かなかなさん、これからも松本市を子ども被ばくゼロの市に変えていきましょう。
    面倒くさい親でいましょうね。
    でもなんて力強い!同じ松本に同じ考えのママがたくさんいること。
    生きてて良かった、ブログ書いてて良かったと思いました。
    コメント本当にありがとうございました♪

    ( 18:11 )

  5. かなかな | -

    お返事ありがとうございます。

    いやいや、私はものぐさですよ(笑)繭玉はたまたま気力があったからできたんです。

    ところで最後にもうひとつだけ質問を…

    子どもにどこまで原発の問題を話していますか?
    私は地図を使って放射能の拡散についてまでは話しましたが、内部被爆までは話せないでいます。
    ただ子どもはテレビで福島産のものはダメだとわかっているようですが
    自分たちの地域は大丈夫だと信じています。

    ( 22:12 )

  6. ざざ | -

    >かなかなさんへ♪

    私は、ムスメがもう10歳なので大抵のことは理解できると信じて
    包み隠さずすべて話しています。
    食べ物のこと、何に気をつけたらよいか、いつマスクをするか、何に触ってはいけないか、こういう遊びをする時は何に気をつけるか?などなど。
    親が四六時中付いて回るわけにはいかないので、自分で自分の身はある程度守れるようにとの思いからです。

    親に言い聞かせられている子どもは うちの他にもいるようですヨ。
    雨が降って傘を持っていなかった時、ムスメがどうしようか迷っていたらしく、そしたら隣りにやっぱり同じような子がいて、他の子が雨に濡れながら走って帰ろうとするのを見て「うちはママが雨に濡れちゃいけないって」と言ってるのを聞いて、「うちもうるさいんだよねー!放射能でしょ?」・・・と、急に親しくなったりするらしいです(笑)。

    小さい子は無理だと思いますが、小学高学年くらいならちゃんと本当のことを言ったほうがやり易い気がしますヨ。
    親が何かに怯えてるというのは、子どもも察しますし、それの正体が分からないと余計に子どもも不安になりますし。
    ちゃんと理解して対処すれば大丈夫なのだ♪というスタンスでいったほうが、子どもも安心するかもです。

    あ、でも、子どもの性格にもよるかなぁ。
    結局うちの場合はこう、としかいえませんけれどね^^

    ( 05:18 )

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