6月1日発売の週刊金曜日のp.21から始まる特集。
タイトルは『こんなにあった不公平税制!
これを読む前までは、消費税増税もやむを得ないか…などと思っていたのだが
今は真逆。
消費税そのものも不要に思えてきた。
それが何パーセントであろうと、払う気が失せた 


そんな気分のところに 更に追い打ちをかけるようなニュース。
「自民、消費税2段階上げ容認表明へ 3党修正協議


食べ物や水、生活必需品。
生きていくために必要不可欠なものに 高い税金をかけるということは
貧困層の負担が大きくなる…なんてことは、小学5年生でも分かる。
だから私も理解した。
この国は、何が何でも弱い者からお金を巻き上げたいらしい。


「不公平な税制をただす会」事務局長の富山泰一さんのインタビュー。
金持ちには減税、庶民には増税!?
消費税が10パーセントうんぬん言う前に、すでに大きな差別があったってこと!?
貧困層に位置するワタクシとしては、あまりの怒りで脳血管が1,2本ブチギレそうになりましたよ。いやマジで。


衝撃的なところでは、p.26からの武田知弘氏の記事。
トヨタの社長と平均的な会社員の税負担率を比較している。

トヨタの社長・豊田章男氏の年収は、約3億4000万円。
豊田氏が負担する税金は5438万円で、約21%。

一方、会社員の平均年収は、約430万円。
税の合計約149万円で、およそ35%。


って、おいおいおいおーーーい!


どうしてこんなことが起きるのかというと、金持ちの税金には、さまざまな抜け穴が用意されていて、結果的に実質的な課税額が低くなる…というカラクリ。

例を挙げると、配当所得はどんなに収入があっても所得・住民税あわせて一律10%でいい、とか。
社会保険料の掛け金は上限があり、だいたい年収1000万円の人が最高額となり、それ以上収入があっても上限以上払う必要はない、とか。


つまりお金があればあるほど、負担率は下がるってワケ。
まさに日本は、金持ち天国♪
億万長者を潤すために、収入が低い人や毎日生活するのがやっとという人たちが、大きな負担を強いられているのです。

こういう国って、先進国じゃ珍しいみたいですよ。
「金持ちの税金には高い税率を課す」ってのがふつうだからね。あはっ。(←あまりの怒りに壊れている)


このトヨタ社長との比較の記事は、こちらに転載がありました↓
「金持ち優遇税制:なぜこんなひどい税制がまかり通るのか
(情報元:「今言論・表現の自由があぶない!」)


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税金というのは、本来は高所得者から多く徴収し、それを低所得者に社会保障という形で分配していくものだ。
お金のある人からとる所得税などを基幹税といい、それが税制の柱となる。
基幹税で足りない場合に課税するのが 消費税などの補完税
お金持ちからきちんと収入に見合った税金を徴収せずに、真っ先に補完税である消費税を上げようとしていること自体、考えてみればおかしなことだ。
野田ドジョウの言う「消費税を増税し、社会保障の充実を」という言葉自体、矛盾しているわけ。


こんなことが平気で言えるのは、ドジョウが財界の言いなりだからだ。
つまりお金持ちの人たちの言いなりなんですね。
お金をもっている年寄りというのは、庶民が想像もできないほどの気の遠くなるような所得を持ちながら、決して自分たちの所得課税を引き上げようとは言わない。
税の不公平を是正せず、かつかつで生きている庶民から、さらに巻き上げようとする。


60歳以上の人から選挙権を奪ったらいいかもしれない。
この国の富のほとんどを持っているのは、60歳以上の老人たちなのだから。


なぜ私が消費税を払う気が失せたか、お分かりいただけましたか?


    line8.gif


しかし日本て、こういうの多くない?

すぐ思ったのは、電気料金のしくみのこと。
田中優さんの話だと確か、電気を圧倒的に多く使う事業所の電力単価は、一般の家庭のそれと違って安く設定されていて、いわゆる「使えば使うほど安くなる」ってやつ。
一般家庭には「使えば使うほど高くなる」制度を適用しているのに、だ。
それに加えて庶民には ときに節電の我慢も強いてみたり
応用バージョンとして、時に原発の再稼働の脅しにも使ったりもする。
金持ち企業にはユルく、庶民にはキツく…の図。


東電の「総括原価方式」という奇怪な料金システムもそう。
(これについては去年の9/15に日記に書いている→

さっそく東電は、
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今後の原価計算の中に、東電社員の今冬のボーナス147億円、来年、再来年は各290億円(夏冬合わせて)、計730億円分がしっかり計上されているそうな。
東電「原発の安全にボーナス不可欠」料金値上げとセット
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国から1兆円の追加公的資金(=うちらの血税)を受けといて、
さらに社員のボーナスアップ分も原価計算に入れて、それを理由に家庭の電気料金を10%値上げするってか。
うちらの血税、真面目に払っている電気料金が、東電社員のふところを潤すために使われるわけだ。
あーあ、あほくさ。
なんで自分より高い給料もらってる奴に、ボーナスの援助せなあかんねん。
東電は原発事故の被害者にいまだ十分な補償も何もしていないのに…だぜ?


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金持ち優遇税制の一つ、証券優遇制度は、小泉内閣時代の政策によってできた。
この今の日本の腐敗は、あの時代にぐっと加速したような気がしてならない。
私の知る限り、ここ数十年では最悪の内閣だった。
あの時「聖域なき構造改革!」「自民党をぶっ壊す!」などという短くセンセーショナルな言葉で国民を惹き付け、「民は愚かに保て政策」を同時に進行、真の問題から民衆の関心を逸らし、その間に重大な法案を次々に可決した小泉内閣。
国民はまんまと罠にかかってしまった。

「人生いろいろ」「感動した!」

小泉さんの言うことは分かりやすいと、B層の人たちは喜んだ。
奥さんがいないということも、主婦の支持率アップにつながった。
笑いが止まらなかったであろう。民は馬鹿であるよ。おほほ。


小泉のワン・フレーズ・ポリティックスをアドバイスしたのは、電通だと言われている。
「葬式から五輪まで」のあの電通ですよ。
このえげつないデンツーという企業については次回に。
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