半年ぶりに両親と話して感じたこと。
二人とももう、正真正銘「老人」なのだなぁということ。


父は病気持ちで、ここ何ヶ月間の自分の採血のデータの一覧を、娘である私にくれた。
ありゃりゃ? 正常な値の項目のほうが少ないぞ。
これでよく普通に生活しているなーと思ったら、実際はそうではなかった。
母の話では、いきなり高熱を出したり肺炎になったり、いろいろしているらしい。
メールで時々自分の体調報告をしてくれるので、それほど悪いとは思ってなかった。
が、実際会ってみると、若い頃は筋肉隆々としていた父が、私が軽く抱きかかえられるかと思うほど痩せていて、溺愛する孫が会いに来たというのにほとんど喋らず、とにかくだるそうにしていたっけ。

それなのに、孫が心配そうに「おじいちゃん、だいじょうぶ?」と聞くと、
「大丈夫、大丈夫!」と笑ってみせる。
ぜんぜんだいじょーぶじゃないでしょ・・・。


             s_flower.gif


車が好きで、運転も上手くて、
家族を日本中どこへでも車で連れて行ってくれた。
毎週末、必ずどこかへ泊まりがけで出かけていたっけ。


今回、父親の運転する車に乗ってみて、もう運転させるのは限界だと知った。
無意識に左に寄ってくし、ブレーキも遅い。
私も命が惜しいので、すぐに運転を代わって事なきを得たが、いつ事故を起こしてもおかしくないような感じだった。
黙って助手席に座っている父に、もうハンドルを握るのは止めようねと言った。
父は、何も答えなかった。
母と相談し、車のキーは隠しておくことにし(知らないうちに父が動かしてしまう危険があるから)移動にはタクシーをバンバン使うこと、やむを得ず運転する場合は、ハンドルを握るのは母のみにすることを約束した。
父は私たちの会話を理解していただろうか。


             s_knitdoll.gif


医者に手術をすすめられた時は、自分の意志でそれを断った。
母も、私たち兄弟も、もちろん本人の意志を尊重した。
手術をしなかったおかげかどうか分からないが、熱を出したり短期の入院をすることはあっても、大事には至らずに今日まで来た。
元気な頃から自分の墓も用意し、葬式の段取りも済ませていると聞いている。
母は母で、すぐ弱気になる自分の夫を決して甘やかさず(苦笑)普段どおりに習い事やウォーキングに連れ出している。
「病人扱いすると、本当に病人になっちゃうからね」と、笑って答える母。


強気な母ではあるが、自分の夫が、時々変なことを口走ったり、妙な行動をしたりするのをそばで見ているのはやはりツライのではないかと思う。
父の病気が進んで、次にどんな症状が来るかは、重々分かっている。
分かってはいるが、実際ボケ老人化しつつある夫を、身近で介護するのは大変だよなぁ。
私は2日間一緒にいてギブアップしそうだった。(冷たいムスメ!)


親が老いるということ。
悲しいけれど、自然の摂理だ。
私のほうも覚悟を決めて、父がボケ始めたという事実を受け入れなくては。


でもお父さん、あおが結婚するまでは元気でいてね。


DSC00769_convert_20120825174215.jpg


まだまだ暑い!
自家製野菜の天ぷらと、冷やしうどんのお昼。
今はオクラとシソが採れ放題。

関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks