早川さんの言う「いま勉強しないと死ぬぞ!」という言葉は、直接的過ぎるとも強烈すぎるとも思わない。
むしろ、そう言ってくれてありがとうという気持ち。


福島の農家への発言などは、そんなコト言っちゃっていいのーという部分もあるが
「毒物を流通させないためにそもそも作るな」という早川さんの意見と
「一次産業保護のために作っていいがきっちり検査して汚染されたものは大人が食え」という小出さんの意見。
どちらが現実的だろうか。


18禁の汚染食品がスーパーに並んだとして、誰が買うのか。
大人が消費しろといったところで、国のおエライさんは絶対食べないだろう。
結局は貧乏人と無教養の人が食べることになる。
もちろん、そこの家庭にいる子どもと一緒に・・・。
小出さんの提案は、一見ハッピーでみんなを守っているように思えるけどあまりにも非現実的。


福島の農家にきびしい言葉を投げつける裏には、被害者である農家が、国の政策のせいで加害者になることを 何とか食い止めたいという意図が見える。
汚染地で農作業をする人の健康だって気になる。
健康を害して農作物を作っても、足元見られて安く買い叩かれ、そのうえ市場や国民の信頼も失うだけ。
政府が補償についての態度を保留し、その間に汚染物を農家が流通させてくれれば、日本中に汚染物が広まり、それによる被害がどんどんあいまいになって、政府官僚や東電がよろこぶ…という図式。
それを懸念しているから、こういう強い言葉でなんとか農家の人を動かそうとしているのでしょ。
確か「日本国民は愚かでないから、自主的に福島の農家が米を作らない決断をしたら、全国が支援する」というようなこともおっしゃっていた。
福島の農家が一致団結して、東電に補償を求めるべきだ。
その姿勢こそ、国民の信頼を得るたった一つの方法なのに。








基本的に早川さんの意見に同意。
電力会社さんに、原発ってのはひとたび何か起こるとこんな莫大な損害賠償を請求される、割に合わないなと思わせないと!

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話がズレた。マップのことだった。

「わかっていても人に伝えないと人は死ぬんだ」
これが早川さんのマップ制作の原動力になっていると読んだことがある。
正常性バイアスがかかった住民たちとの間で、リスク・コミュニケーションが不十分だったために多くの人が亡くなった雲仙普賢岳の火砕流。

雲仙火砕流災害から15年「伝わらなかった火砕流の危険〜不十分だったリスク・コミュニケーション


時に誤解され、誹謗中傷を受けながらも真摯に事実だけを伝えてくれる人を 支えたい。
きのう、ずっと私たちに事実だけを伝えてくれているフリージャーナリストさんへの支援金を(少しだが)振り込んだ。


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早川マップを広げながら、私は1年前の3月15日、どこで何をしていたのかを今、必死になって思い出そうとしている。
ムスメを外に連れ出していなかったか? マスクはさせていたかしら?

そして今からの自分は、「納得して死ぬ」ためにもっと勉強しなくてはと思う。
余ったもう1部は、たぶんここよりも汚染度の高いであろう地から離れることができないでいる両親へ、贈ろうと思っている。
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