前の記事が長くなってしまったので、続きはこちらに書きます。
さて、資金集めに苦心していたシェーナウ電力会社はその後どうなったでしょう?

無償で協力してくれる広告代理店を見つけたシェーナウは、KWRから送電線を買い取るため、全国的な資金集めキャンペーンをはりました。
その時のコピーがそう、これ
  ↓  ↓  ↓

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「私は厄介ものです」


写真と実名入り、白黒の人物写真に黄色い文字で「私は厄介もの」と書かれたポスターを新聞やテレビで流しました。モデル料、写真家への謝礼、一切なし!
それでも、おじいちゃんから学生、赤ちゃんまで(!)いろんな人がモデルになってくれたそうです。

このキャンペーンが話題を呼び、ドイツ全土から寄付が寄せられ、無事に資金が集まった1997年、シェーナウ電力会社(EWS)は、原発に由来しない電力のみで町に電気を供給し始めます。


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「原子力に反対する100個の十分な理由」って、読んだことありますか ?
シェーナウ電力会社が発行した冊子です。
日本語訳版も出ています。
私はナノハナさんのところで初めて知り、全文を読んで心から共感したのを覚えています。

原子力に反対する100 個の十分な理由
http://nanohana.me/?p=4237



ウルズラ・スラーデクさんは言います。

私が「原子力のない社会」を強く求めるようになるためには、チェルノブイリが必要でした。福島の事故が必要だった人もいるでしょう。別の人には、さらに新たな事故が必要なのかもしれません。それは人それぞれなのです。意識変化には時間が必要で、かかる時間も人それぞれです。ですからその人を、そのままに受け入れることが大事です。(p.136)


最後に。

ウルズラ・スラーデクさんから、日本のお母さんへ向けたメッセージを。



母親は行動しなくてはならないのです。
母親には世界を変える力があるのです。



私もライオンのように戦う所存です。
私には福島原発事故が必要だったのです。
知ったからにはもう同じ場所にはいられません。見て見ぬフリは、もうできません。
私たちには、未来への責任があると思うからです。

ドイツ人よ、ありがとう。
とても勇気のわいてくる本です。ぜひ手に取って読んでみて下さい。



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コメント

  1. ぴろせ しのび | -

    いやー

    ブラボー!!と叫びたい。同じくらい行動する私でありたいです。がんばろう。


    あけましておめでとうございました。今年もよろしくお願いします。

    ( 21:22 )

  2. ざざ | -

    Re: いやー

    こういう世の中にしたい!という明確なビジョンがあったというのがポイントですかね。

    今年もメゲズにドイツ人を見習っていくつもりです。
    よろしくお願い致します。

    ( 22:27 )

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