3月分のあさこはうすへのハガキです。
プーリーのハガキはまだまだあるよ!



映画『シルクウッド』ようやく観れました。
 近所のTSUTAYAで予約して4ヶ月…。
 忘れた頃に届く。時差かな?(猛毒)


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カレン・シルクウッドについては、去年の彼女の命日に「カレン・シルクウッドが消された日」という日記を書きました。こちら→

彼女の死因は単なる自動車事故として片付けられていますが、不自然な点があまりにも多く、今でも真相は闇の中です。
ただ一つ言えることは、彼女の存在を忌々しく感じていた人間が 当時彼女の周りに沢山いたこと。
共に働いていた同僚でさえ、職を失う不安から、彼女を避けるようになります。


…私的には、これが一番こたえました。
同僚からの陰口、揶揄、村八分。そして突き刺さる視線。

一緒に笑いながら、時にはお互いのことを思いやって勤務を交代したりしながら、過酷な労働条件のもと働いてきた仲間が、ある日突然カレンに牙を向けるようになるのです。

労働環境の改善、労働者たちへの啓蒙。
さらには、州規模での大事故になりかねないMOX燃料の溶接不備の隠蔽の告発。


ここに出てくる人のほとんどは、不正に気づきながら、見て見ぬフリをして生きています。
自分たちはおろか、地域住民の健康被害にも無関心を装います。
マスクはせず、ガムを噛みながら、薄い手袋一つでプルトニウムの加工作業をもくもくと続けているのです。
しかも、床に落ちたケーキを拾って口に入れたりして…!


「物言わぬ羊」と化し、日々の小さな生活にしがみついて生きるのもいい。
でも、あなたは本当にそれでいいの?

……カレンに問いただされているような、そんな気になります。
この時代の話は、過去の話ではないのですから。
今だってまさにカレンと同じような勇気ある人が、私たちの知らないところで孤軍奮闘しているかもしれない。
そして、物言わぬ羊の群れに、殺されかけているかもしれない。
そういう意味で今は、人間の資質が試されている時代なのかもしれません。


私は、カレン・シルクウッドという女性がこの世に居たことを、決して忘れません。
彼女の死が、如実に物語っています。
彼女が何を訴えたかったのか。
彼女は誰を救いたかったのか。


Silkwood-150x150.jpegカレンを演じるメリル・ストリープが本当カワイイんですよ。
若いし、キュート!
当時カレン役を引き受ける人がなかなかいなかったそうです。
告発映画なんかに出たら、仕事がなくなるから誰も出ようとは思わないわよね…みたいなことをメリルがインタビューで答えていたのを読んだ覚えがあります。
とにかく、名演技です。
最後に、恋人役のカート・ラッセルに笑顔で手を振りながら、ホンダシビックに乗り込むシーンは、感動します。
その夜に、カレンは帰らぬ人となりました。


ビデオレンタル屋には置いてないと思うので、ぜひ取り寄せて観て下さい。
今取り寄せれば、4ヶ月後には観れます(シツコイ



そして、あさこはうすを守り続けた熊谷あさこさん。
彼女とカレンとが、どうしてもだぶってしまいます。
目の前に1億円積まれても頑として土地を売らず、大間の海を守り続けたあさこさんは、享年68歳でツツガムシ病で亡くなります。
津軽ではこの40年間、発生しなかった奇妙な病気で。



みなさん、あさこはうすのことも知って下さい。
詳しくはこちらに→「あさこはうす」宛てに激励のはがきを出して下さい。








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