ヨーロッパは1996年の8月から11月の4ヶ月間、すべて自転車で回りました。

自転車はドイツで中古を購入。(カスタマイズされたすっごくかっこいいやつ!)
でもそれをオランダで速攻盗まれ(→『一人2台自転車を持つ国オランダ』
そこでまた再度自転車を買って、旅を続けました。


ヨーロッパのド田舎を走ったので、「日本人を見たのは初めて!」という人たちにいっぱい会い、梨をもらったり道を案内してもらったり頑張れー!と声をかけてもらったり。
ドイツでは知らない間にアウトバーン(高速道路)に入ってしまい(こんなバカ本当にいるのかと思っていたけど私だよ!笑)警官に苦笑されて大汗かいたり。


…本当にいろんなことがあり、忘れられません。


自転車の旅は、ハッキリ言ってツライです(笑)。
晴れてて平坦な道なら、問題ないのよ〜。
でも、実際は雨の日も風の日も多いし、自転車道があるとは限らないし、車にプップッと鳴らされるし、イギリスの田舎道では30mごとにピーターラビットが死んでるし…。
一番の大敵は坂です。上り坂。
その日のスケジュールや目的地によるけれど、大体一日40kmから、調子いい時は120kmくらい走ってました。
チャリダーでも何でもない私は、わりとツライ事のほうが多かったかも〜。
ドイツで急に熱出して、宿の息子さん(医者)に診察してもらったこともあったっけ。
47kgあった体重も、一時は43kgまで減りました。
そんな楽しいチャリンコの旅の日記は、みんなどこか宗教がかってます^^


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小雨が顔にあたり風が全身を凍らせるよーな日は、走りながら”雨ニモ負ケズ”をブツブツ。宮沢賢治は天才ダ。法華経信者。晴れてると、ハイジの歌をうたう。雨がひどいと「いちご白書をもう一度」を歌い、泣きながら走る
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ぷぷぷ。

それでも、もう一度ヨーロッパに行くなら、次もチャリンコで旅したいと思ってしまうんだけど。


DSC00472_convert_20131008105922.jpg




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9月15日晴れ

バーゼル(17:55発)→Magdeburg(4:07着)

日数節約のため、列車に輪行することにする。ユースの期待外れの朝食のあと、DB駅へ。これが分かりにくく、チャリを乗せてOKの列車で適当なのがなく、インフォメーションのお姉さんもよく知らないらしく時間を食ってしまった。
ベルリンを先に見て、ポーランドへ先に行くことに決め、ベルリン近くまで行く夜行列車をピックアップ。17:55発なので、それまでの間、ライン川沿いのベンチを見つけて昼ごはん。犬の散歩道のため、道行く人がみんなナベの中をのぞいてゆく。
「あなたは神を信じますか」のおばさんや、眉を四角に描いた裸足のちとおっかないお姉さん。ジャポンから来たと言うとビックリ。「ウェルカム・トゥ・スイッツランド!」と。
時間がたっぷりあるので、修造は自転車いじり。私のブレーキのキイキイいうのを直してくれた。
旧市街も日曜日なので、どこかのんびり。トイレに困ってマクドとユースに行く。
駅はドイツに入るというのに税関もナシ。チャリでずんずん入る。スロープになっているのはサスガ。やっぱりドイツには敵わないよなっ。
列車があと20分で到着という時に、修造がコーヒーを沸かそうかと言う。私も思わずウンと言ってしまったが、飲まないうちに列車が来て、チャリも運ばなきゃならない私たちは大慌て。デイバッグをベンチに忘れそーになるし、大騒ぎであった。
チャリを乗せるといっても、車両の3分の1くらいがガランとしている倉庫みたいな所にそのままヨイショと乗せるだけ。(ペダルを取ったり輪行袋に入れたりしなくてよし!)コンパートメントの客は私たちだけ。私はすぐ横になる。
夫はまた腹が減ったと言って、パンやらスルメやらをかじっていた。そうこうしているうちになぜかアルジェリア人(ドイツに6年も住んでいると)のオジサン2人が入ってきて、修造とムスリムだの共産だのベルサーチだのの話をしていてうるさい。オジサンらは次の駅で下車。ホッ。
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チャリは最後、イタリアはローマで売りました。
(ローマからエジプトに飛んだので)

ナヴォーナ広場でサンドイッチをパクついた後、途中で拾った紙に「SALE、200,000L」と書いてチャリに貼り付けようとしたところ、白人の若いカップルが
「ソレ、売るの?オレにくれ!」
と、早くも買い手が・・・!

聞けばやはり彼らはオランダ人で、速攻でお金を作ってきて本当に買ってくれました。5秒で売れた!サービスでサイドバッグと工具も付けてあげました。
彼らは水を得た魚のように、喜んで去って行きましたよ。
サンキューオランダ人よ!


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写真は、苦楽を共にしたチャリと修造の最後の記念写真。(売れる直前)
モノクロで映画俳優みたい(本人いわく「長瀬」)だと、本人お気に入りの1枚。

長瀬ファンの方、ゴメンナサイ。











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