ムスメを産む前から「育児書は読まない」と心に決めていた。
オットもそれに同意していた。

育児書に振り回されるのはイヤだったし、何より自分の哺乳類としての本能の方を信じたいという気持ちがあった。
ある育児書を信じてそれに従って育てたら、何年か後に「間違ってました」…なーんて言われたりしても困る。
『スポック博士の育児書』の例もありますしー。

人の言うことは鵜呑みにせず、自分の頭でよく考える。自分で決めたことなら、たとえ失敗だったとしても後悔しない。ちゃんと考えることが大事だ。産休・育休中は、それをする十分な時間があった。

育児書は読まないと言いながら、ある方の著書だけは自ら手に取って読んだことがある。私が妊娠するずっと前から存じ上げていました。おそらく、私の育児に対する考え方に最も大きな影響を与えてくれた人。
それが、真弓定夫先生。


白衣を着ず、薬も出さない注射もしない小児科医。
母乳が第一、牛乳は牛の赤ちゃんの飲みもの、人間には必要ない、土地、季節、年齢に合った食べ物を、症状を抑えない、子ども全体を見る、“子育て”でなく“子育ち”、子どもを枠にはめない、少々危険なことも体験させるがよし、コマーシャルに出ている商品を使うのはおやめなさい、人間は自然の一部…などなど。

中でも「子供は大人を小さくしたものではない」という言葉は、当時、私の琴線にビンビンに触れた。
親の虐待が社会問題として連日取り上げられていた頃の話。



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私はあまりムスメを病院へ連れて行かない母親だった。(今でもそうだが)
予防接種も悩みに悩んで、調べに調べまくって、必要だと思ったらやっとこさ病院へ連れて行く…という具合。
他の子と足並みそろえて予防接種を受けに来ないことで、お医者さんに怒られたこともある。でも平気の平左だった。何も考えず接種させて、副反応が出て後悔するより百倍マシ!と自分に言い聞かせていた。小児科の先生は公衆衛生の面から(あるいはスポンサー=製薬会社の目線で)しか子どもを見ていないから…と決めつけていた。今考えればイヤな母親だ(苦笑)。


でも子どもが熱を出すたんびに、小児科へ連れて行くってのはどうなんだろう?
どーせ解熱剤と抗生物質もらって帰ってくるだけでしょ。
そもそも熱って下げなきゃダメなの? 薬だって風邪ひくたんびに飲ませなきゃダメなもん? 


うちのムスメは小さい頃は本当によく熱を出した。
40℃あっても元気だし食欲あるし、うんちもいいのが出てるからいっぱい水分摂らせて家で遊んで過ごそう…。
その代わり、ムスメのことを、よく観察していたと思う。
子どもの健康は、お医者さんに丸投げしない。私の責任で見る。
でもこれは、すっごく重い役目だった。それでもヒトの親としての本能を信じたかった。
危険な熱かそうでないかは、子どもをよく見ていればシロートでも分かる。機嫌の良さ、唇や爪の色、お腹の張り、ウンチやオシッコの状態。ふだん子どもと密に接している母親だったら絶対分かる。分かるんだ、これが。


薬の代わりに、ごちそうを食べさせてあげよう。
旬のもの、おうちで作ったもの、添加物の入っていないものをよく噛んで食べさせよう。
ムスメは抗生物質は、ほとんど飲んだことがない。
いつも「食」で治した。バクバクとよく食べて、自然に治った。そんなものだ。
世のお母さんは皆、昔の中国でいうと、一番位の高い「食医」です。



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真弓先生は、今回ご病気で来られなかった。
先生の講演をDVDで見た。


ムスメが小さい頃に、牛乳を飲ませていたことが悔やまれます。
ぐあ”あ”あ”ーーーーーーーー!!!・・・考えないようにしよっと。(苦笑)

が、それを除けば食に対する考え方はやっぱり間違っていなかったと確信したと同時に、私がムスメの食事に気を使っているのは、まだ見ぬムスメの子どものためでもあるんだなーと感じて、何だか嬉しくなりました。


真弓先生が一日も早くお元気になられますように。
今日のわが家のご飯は「カタカナ」のものは一切使っておりません^^












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