この「昔を振り返りたくなるお年頃/自己満旅行記」は、88ヶ国分続くということをここで断っておく。
今日は「いろいろ飲んだけど、やっぱりコーヒーはマンデリンだなっ」としみじみ感じたので、その記念にインドネシア編を記す。
で、インドネシアと言えばなんてったってイリアンジャヤですわね。



イリアンジャヤと聞いて、ピンとくる日本人はほとんどいないでしょう。
インドネシア領ニューギニア島の左半分のほう、パプアニューギニアのお隣りです…と言ってもまぁ普通は分かりませんわな。行った私ですら、ヒコーキを何回も乗り継いで行ったので、途中自分がどこに向かっているのか分からなくなりましたもん。


地図でいえば、ここ↓

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秘境とか魔境とか言われてましたけれど、今はどうなのかな?
毎年日本人は、100人くらい訪れるそうですよ。(少ないですよね)
現在はイリアンジャヤという地名はなくなっていて、西パプア州とパプア州に分かれているらしいです。


ここは行きにくい上、おそらく治安も悪い。私が行った頃は、ワメナで独立を求めるデモがあったり、政情も不安定でした。でもそれよりげんなりしたのは、まぁお金にがめつい人の多いこと
ワイロの要求や破格のガイド料金など、今では笑い話になるけれど、当時はけっこういつも現地人と戦ってたような覚えがあります。特に、自称ガイド/ジョン・タブニ(仮名)君には、本当にいろいろかき回されました。私と修造の間では、忘れられない人です。
今でもたき火の匂いがすると「 J・タブニ(仮名)の匂いがするな」とか、お金に細かい事を言うと「お前は J・タブニ(仮名)かっ!」という会話がくり返されています。(苦笑)
ごめんね、J・タブニ(仮名)。







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1998年7月某日 バリエム谷トレッキング1日目


8:00am 時間どおりに来るわけない。アイリッシュカップルは10days Trekへ。
8:30am ワゴン到着。乗せられ、ワメナをぐるぐる回ってスタッフ集め(?)。
途中ワメナ川を越える。丸木橋が頼りない。
Kurima着。スタッフ揃う。ガイド:ジョン、ポーター:ガシ、ダイル、ロバート、クック:カリヌス。


ポリスにスラットジャラン(=旅行証明書)の原本とコピー1部提出。カリヌスを残してなぜか先に歩き始める。天気良し。いきなり急坂。這いつくばって登らなきゃいけないほど。小さな石を見つけては、ロッククライミングの要領で登る。今日の頂上は2260m。
日射しは強烈。風は冷たい。村をいくつか通り過ぎる。ワラ葺き屋根のホナイが点在。段々畑は、さつまいも、とうもろこし、落花生など。
コテカ(=ペニスケースのこと)姿、腰みの姿の村人が畑仕事している。ダニ語のあいさつ。men to menは「ナヤッ(ク)」他、men to women、womenは男女どちらにも「ラオッ(ク)」ありがとうは「ワッ」。


カリヌス追いつく。ポリスがワイロを要求してきた、と。
問題あるポリスらしく「いつもマネーマネーばかり!」とジョンは怒っているが、「それはお前だろー!」と心の中でツッコんだ。


1:10pm Tangma(タンマ)着。滑走路のようなものがある村。子どもが集まって大騒ぎ。
シンパ、エディ、ラデ、シモン、アペ…。インドネシア語が分かる。女の子が私の髪を三つ編みにする。
教師の家を借りて、今日はここで眠る。木のベッド、マットレスなし。すごい虫がいそうな毛布のみ。…昼食後、村を回る。コーヒーの皮むいてるおばあさんたち。が、ほとんどの人は服を着ている。


実はちゃんと服着てるんだけど、旅行者が来るとあわてて服脱いで、コテカ付けたりしてたりして(笑)。
そんなやらせに気づかず、秘境だの言ってる文明人のおかしさよ。
(注:決してやらせではないと思います。そう思いたい)


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ホナイの中を見るだけで、1000〜1500Rp要求してくる。我々は遠慮した。
病人がいて、吐いている。足をケガしたおじさんが、薬くれとミュルエルに言っている。たいした傷でもないので、トフメルとバンドエイドで処置してやる。
すると隣りのおじさんが「オレの指も」と言って見せる。石で何かを打っていた時にあやまって自分の指を打ったらしい。爪がはがれかかっていた。ハサミで爪を切り、同じように処置。「アニ、ティダよ」(水に浸けちゃダメ)と言ったが、通じたろうか?


丸々太ったブタがけっこういる。結婚する際、女の親に7〜8頭贈らなければならないそうだ。ジョンいわく、ブタ1頭15万Rp(≒10$)


ブタのうんち踏みまくりのトレッキング。子どもたちがはしゃぎながら付いてくる。途中で男の子たちが女の子たちを追い返したので、女の子たちがブーイングのような歌を歌っていた。


ジョンが疲れたと言うので(自称35歳のくせに)3人で自由に歩き回る。
コテカ姿のおじいさんが、自分のホナイに案内してくれた。タバコあげる。おばちゃんも寄ってきて、タバコくれと。ダニは女の人もよくタバコを吸っている。立ち止まるとすぐ人垣が出来る。
裸でいるのはみな年寄りばかり。子供は服着ている。若い男女見ない。おばちゃんは、みなパンチパーマ風の頭。(世界共通)


川(透明ではない。家畜の糞多し)で顔を足を洗う。汗でベトベトだが、がまん。標高は1775m。
夕食後、ミュルエルと、フランス人の食生活、気質とかについていろいろ話す。彼女はよくアジアに来ているが、日本は知らない。

夜中3:00am頃、地震あり。
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コテカ姿のおじさんの写真が公序良俗に反しないか自信がなかったので、あえてボカした。
しかしこのコテカ、あの通販生活でも売っていたらしい。(7000円と7600円。ちなみに青年用のコテカ・ルルス(まっすぐなタイプ)が7000円で、壮年用のコテカ・ベンコック(曲がっているタイプ)が7600円。いったい誰が買うのだろう)


うちに現物(未使用)があるが、ヤフオクで売れるかもしれない(笑)。









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