昭和天皇が危篤に陥った時、テレビは毎日「陛下の本日の御容態」といって、呼吸数,血圧,心拍数,体温を画面の片隅に表示させていた。「意識レベル」は伝えられなかった。恐れ多いということだろうが。


母は毎日、父の本日の御容態をメールで送ってくる。しかもデコメールで。
血圧がどうとかより「キョロキョロしています」とか「目が合うとしわがおで」(ちょっと意味不明)
「今年はこのまま持ってもらいたい」…とか。
よく分からんが、私が見舞いに行った時よりも、状態は良いらしい。


私はと言えば、万が一の時のためにと、ブラックフォーマル一式を買いに行ったり(恥ずかしながらこの年で略装しか持ってなかった)職場の人にさりげなく新年早々忌引きをいただくことになるかもしれない旨を伝えたり、忌引きは1週間だからいつその時が来てもいいように細かい仕事の整理をしたり。


一方で、今日はお正月のしめ縄を買いに。今年は簡素なものを選んだ。
印刷した年賀状が届いたので、今書いている。明日には出さなきゃ。
ムスメが、今年から親と一緒の賀状はやめにして、自分のオリジナルの年賀状を作りたいというので、Photoshopの使い方を教えたら、いつの間にか私の知らない操作までこなしていた。すげー。


なんか目出たいんだか悲しいんだか、よく分からなくなってきた(笑)。
24歳くらいの頃、職場の先輩が「親が死にそうだから今葬儀の本読んでる」と言っていて、親が死ぬのになぜそんなに冷静でいられるのか不思議だった。私だったらと考えただけで涙が出そうになったものだ。
それが今は、自分でも驚くほど冷静でいられる。
私は、後輩の送別会でも一人号泣してしまうほど涙もろい人間なのだが、父の葬儀ではきっと自分を保っていられると思う。そんな気がする。
実は冷たい人間なのかも。





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