4月です。人も動きます。信州大学のお膝元であるわが町。うちの向かいの学生さん向けのアパートにも新しい人が入ってきたようです。

そして明日は新しい仕事仲間にようやく会えます。新しい戦友です。
新しい人を職場に迎えた時、必ずしようと心に決めていることがあります。
それは「自分からあいさつすること」。

玄関で客人を迎えてくれるマーガレットDSCF7417_convert_20100404222100.jpg



自分のホームに年度を繰り越しで居座っている人間(私のような)にとっては、新しい仲間に対して無意識のうちに先輩風を吹かせてしまう…という傾向、ありませんか?「今でこそこんな感じだけど昔はここも大変だったんだよ・・」なんて、職場の歴史を語ってしまったり 
私ね、そういうのイヤなんです。どんなにそこに長くいようとも、職場の昔語りをするような人にはなりたくない。「大変だったあの頃」=「その真っただ中に居てそれを経験してきた自分」=「その状況を改善してきたのは昔から居る自分たちの手柄」=「自分はすごいんだぜ」みたいな図式を思い浮かべてしまうから。
あるいは、「大変だったあの頃」=「自分はそれを乗り越えてきた」=「今度はあなたがそれを経験する番だから」=「そこんとこよく肝に銘じておいてね」かな? どちらもいやらしい。


私は今まで数年ごとに職場も住む場所も変えてきたので、新しい仕事場に入る人の期待と不安が入り混じった気持ち…はすごくよく分かるんです。
新入社員ならともかく、中途採用者は扱いが難しい。経験者なので新人のように手取り足取り教えてもらうこともできないし、かといって、入ってすぐ使い物になるかというとそうでもない。職場によってルールも風習も使う道具も違う。戸惑うのは新入社員と変わらない。でも配属先は即戦力を求めている。1日も早く、既存の人たちと同じように動けるようにならなければ。熱い期待とプレッシャーがのしかかる。まだ引っ越したばかりで部屋のダンボールも山積みになったままだというのに・・・。


私が今の職場に来た時、毎日がまるで「よそのお勝手で料理をしているような気分」とよく心の中で思っていた。
醤油や酒やみりんを使うことは分かっているし、手順も心得ている。だけど肝心の醤油がどこにあるのか分からない。食材の買い置きも少ない。家主は忙しい人らしく、ほとんど不在か、たまに姿を見ることはあっても本当に忙しそうで声をかけられない。自分で醤油を探すしかない。ここか?それともここか?ラベルが違うけど醤油なのか?・・・・


新しく来た人にとっては何もかもが初めてなのだ。そしていわば彼は
たった一人でアウェーに居るようなもの。


だから私は自分から声をかけるのです。
彼が全員に挨拶したいと思っていたとしても、一人一人に挨拶してまわるにはみんな同じ顔に見えているに違いないのだ。(事実私は同じ人に2回も「初めまして」の挨拶をした)


異動しない組も、4月からチーム編成が変わり、私の抱えていた(少々やっかいな)案件も他の人に譲ることになってしまった。クライアントに担当が代わる旨話に行ったら、相変わらずのムチャぶりで苦笑。「ざざちゃん、今までありがとなー」と。いえいえ、こちらこそ。

自分で何とかしようと頑張っていたけれど、タイムオーバーで少し後悔。
でも4月の新しい風が何かを変えてくれるかもしれない。

・・・・・世界中のみんなにいいことがありますように!







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コメント

  1. ぴろせしのび | -

    あーーーマーガレットきれい

    今お花いじれない生活が少しさみしいです。

    ねっ、あたしも渡り歩きの人生なのですんごく気持ちがよくわかります。

    一番不安だったのは救命センターで最初からほぼ野放しだったことです!!毎日朝の申し送りの前後で必死に医学辞典や本とにらめっこしていたあたしに気づいていてくれた人はいたのだろうか・・・・。

    救命の新人たちは救命センターの人よりあたしに声をかけやすくて、あたしが新人に追っかけまわされていることに気づいて気遣ってくれたのは、今の副看護部長である、当時の師長、島内さんでした。

    挨拶大事ですねー。しっかし、小児科からきた中年のおばさんNS,オリエンテーションの時のやる気の無さといったらこの上無しでした。いろんな先入観を除いてみても、非常に厳しい・・・v-12

    ある意味これは新人よりも手強いと思ってしまったあたし。

    気持ちよく最初がスタートできないって、本人次第だと思うので、もうちょっと努力して欲しいわーと思いました。

    まあ、隠しても悲惨な現場であることはすぐにばれますけど。昨日も2人看取りましたし。

    ( 11:58 )

  2. ざざ | -

    頭が下がります

    救命センターで最初から野放し・・・・・ひょえ~v-12
    聞くにつけ大変な仕事だねーーー。患者の身としては「そこの新人の人にちゃんと教えてあげて!お願い!」って感じですけどe-351

    > 小児科からきた中年のおばさんNS,オリエンテーションの時のやる気の無さといったらこの上無し

    そんな人もいるんですね。(ため息)希望の配置換えじゃなかったのかな?
    でもそれにしても受け入れる側としては最初からそんな態度で来られたら面白くないですよね。年度当初からお互いいろいろありますなぁ~。でも新しい風が入ることはいいことであると信じたい!!!

    ( 20:59 )

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